平成162004)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

16−共研−2034

専門分類

7

研究課題名

ブナ林の遺伝構造とその解析のための空間統計学

フリガナ

代表者氏名

シマタニ ケンイチロウ

島谷 健一郎

ローマ字

Shimatani Kenichiro

所属機関

統計数理研究所

所属部局

調査実験解析系

職  名

助手

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

3 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

本研究では、ブナ天然林の空間的遺伝構造の分析を基に,森林生態系の基礎を考察し,造林・
育林等の施業計画への知見を与え、さらに遺伝子保全を考慮した天然林管理への応用を目標と
している。
 本年度の調査研究は,以下のように進行した。
2004年
4-5月 八甲田調査区におけるプロット設定
6月 八甲田調査区において測量及び植生調査
9-11月 八甲田調査区においてプロット設定,立木測量,並びに現場での研究打ち合わせ
12月 八甲田調査区においてデータ確認
2005年
2月 八甲田調査区の植生についてまとめ,日本林学会和文誌に原著論文として投稿
3月 八甲田調査区において補足的測量
 八甲田調査区では,4年ががりでようやく良質な調査プロットが2伐区に設定された。これ
から本格的な植生調査並びに遺伝子データ分析を始められる。並行して,空間データの統計処
理及びモデル化に必要な理論的枠組みの整備も逐次行なった。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

母樹保残施業後に更新したブナ二次林の現状植生と遺伝的多様性
高橋誠・星野大介・宗原慶恵・島谷健一郎
日本林学会和文誌へ投稿・審査中

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

陶山 佳久

東北大学

高橋 誠

林木育種センター