平成29（2017）年度　一般研究２実施報告書

課題番号	29−共研−2049		分野分類			統計数理研究所内分野分類			f
						主要研究分野分類			8
研究課題名	日本の島嶼部および山岳部における、大気中PM2.5および水銀の輸送過程の解明
フリガナ 代表者氏名	ナカザワ コヨミ 中澤 暦				ローマ字		Nakazawa Koyomi
所属機関	福岡工業大学総合研究機構
所属部局	環境科学研究所
職　　名	特任研究員
配分経費	研究費	40千円		旅　費		66千円		研究参加者数		3　人

研究目的と成果（経過）の概要

本年度は、観測データとGISおよびRを用いての解析を中心に行った。中国での高濃度水銀排出域における大気塊が日本に到達する頻度の解析を行った。その結果日本の中では九州に高頻度で高濃度水銀排出域の大気塊が到達していることが分かった。また、自由対流圏と大気境界層における大気降下物中水銀の挙動について検討した。これらの成果を学会発表で報告した。

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

学会発表
屋久島に到達する越境大気の空間分布　第5回　屋久島学ソサイエティ学会　永淵　修、篠塚賢一、中澤　暦
屋久島の大気境界層と自由対流圏における降水中雨水銀濃度とその沈着量評価　中澤　暦、永淵　修、田辺雅博、横田久里子、篠塚賢一、金谷整一、手塚賢至、手塚田津子　第5回　屋久島学ソサイエティ学会
急峻な地形が川原2号沢の水質形成に与える影響　第5回　屋久島学ソサイエティ学会　篠塚賢一、永淵　修、中澤　暦、奥田青州、手塚賢至、手塚田津子、尾坂兼一、金谷整一　
伊吹山における大気中水銀の季節変動とその起源　統計数理研究所共同研究集会 (29-共研-5004) 「環境データと統計解析」篠塚賢一、永淵　修、中澤　暦、木下　弾、金藤浩司

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

開催しませんでした。

研究参加者一覧
氏名	所属機関
金藤 浩司	統計数理研究所
永淵 修	福岡工業大学