平成12（2000）年度　一般研究１実施報告書

課題番号	12−共研−1015	専門分類	5
研究課題名	生態系パターン形成の研究
フリガナ 代表者氏名	タイナカ　ケイイチ 泰中 啓一	ローマ字	Tainaka Keiichi
所属機関	静岡大学
所属部局	工学部
職　　名	教授
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研究目的と成果（経過）の概要

多くのシステムはフィードバックと呼ばれる機能を持っている。たとえば生態系では、
何らかのストレス(かく乱)が与えられても、それを打ち消すような作用を持っている。
本研究では、数理的モデリングと格子上のシミュレーションによって、生態系の空間パ
ターンを調べ、次のような結果を得た:
K.Tainaka and N.Nakagiri: Phys.Lett.A 271(2000)92-99.
K.Tainaka,M.Hoshiyama and Y.Takeuchi: Phys.Lett.A 272(2000)416-420.
N.Nakagiri,K.Tainaka and T.Tao:Ecological Modelling,137(2001)109-118.
N.Nakagiri,J.Yoshimura and K.Tainaka:Trans.Materials Research Society Japan,26(2001)
445-448.
K.Tainaka,N.Terazawa N.Yoshida,N.Nakagiri and Y.Takeuchi:
to be published in Phys.Lett.A.
K.Tainaka:to be published in Lecture Notes in Computer Science.

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

Itoh,Y.,Mallows,C.and Shepp,L.1998.Explicit sufficient
invariants for an interacting particle system.J.Appl.Prob.35,
633-641.などを参考にした。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

研究参加者一覧
氏名	所属機関
伊藤 悠	静岡大学大学院
伊藤 栄明	統計数理研究所
田尾 知巳	静岡大学大学院
寺沢 直高	静岡大学大学院
中桐 斉之	静岡大学大学院
中村 友樹	静岡大学大学院
山下 智弘	静岡大学大学院