平成111999)年度 一般研究1実施報告書

 

課題番号

11−共研−1033

専門分類

7

研究課題名

大量蛋白質配列データの系統解析

フリガナ

代表者氏名

ハセガワ マサミ

長谷川 政美

ローマ字

Hasegawa Masami

所属機関

統計数理研究所

所属部局

予測制御研究系

職  名

教授

所在地

TEL

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研究目的と成果(経過)の概要

近年盛んになってきたゲノム・プロジェクトのおかげで、大量の蛋白質配列データが生み出されるよ
うになってきたが、これらのデータから生物学的に有用な情報を取り出すためのデータ解析法の整備
が遅れているために、せっかくのデータが有効に活用されていないきらいがあった。
 本研究では、大量蛋白質配列データの系統解析するための方法を整備し、動物のミトコンドリア
DNAにコードされた蛋白質や葉緑体DNAにコードされた蛋白質の大量データの解析を行った。特に、
ここ数年の間に急速に蓄積している、葉緑体のゲノムデータを使って、葉緑体DNAにコードされてい
る蛋白質のアミノ酸置換モデルを構築し、これらのデータを使って系統樹推定を行なう際の、基礎を
作った。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

Plastid genome phylogeny and a model of amino acid substitution for proteins encoded by chloroplast
DNA.
J.Adachi,P.Waddell,W.Martin and M.Hasegawa(2000)
J.Mol.Evol.,50:348--358

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

Mindel David

University of Michigan

Yang Ziheng

University College London