平成22（2010）年度　重点型研究実施報告書

課題番号	22−共研−4301		分野分類			統計数理研究所内分野分類			b
						主要研究分野分類			2
研究課題名	説明変数の誤差を含むモデルのマルコフ連鎖モンテカルロ法による推定
重点テーマ	マルコフ連鎖モンテカルロ法の展開
フリガナ 代表者氏名	イバ　ユキト 伊庭　幸人				ローマ字		Yukito Iba
所属機関	統計数理研究所
所属部局	モデリング研究系
職　　名	准教授
配分経費	研究費	0千円		旅　費		0千円		研究参加者数		1　人

研究目的と成果（経過）の概要

事前分布にガウス過程を用いたベイズ型の回帰モデルについて説明変数に誤差がある場合の計算手法を考察した論文が欧文誌に掲載された．さらに，その発展として，説明変数が２つ以上ある場合の問題点や解析的に回帰係数を消去する手法などについて考察した．


また，より広い視点から問題を見なおすために下記の研究会を行った（2011年1月）.

研究会「説明変数に誤差のある回帰をめぐる話題」
プログラム
・伊庭幸人（統数研）
位相応答曲線の話やカーネル法との関連などについて　（３０分）
・久保拓弥（北大地球環境）
生態学などでの最近の応用などについて　（３０分）
・甘利俊一（理研BSI）
説明変数誤差，セミパラなどについて　（６０分）

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

Iba,Y. and Akaho, S. (2010)
Gaussian process regression with measurement error,
IEICE Transactions on Information and Systems, E93.D, 2680-2689.

　伊庭幸人
位相応答曲線の話やカーネル法との関連などについて
　　研究会「説明変数に誤差のある回帰をめぐる話題」2011年1月7日

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

統計数理研究所研究会　「説明変数に誤差のある回帰をめぐる話題」
2011年 1月7日
統計数理研究所（立川）第５セミナー室 (Ｄ313/314)
参加３０人

研究参加者一覧
氏名	所属機関