昭和601985)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

60−共研−4

専門分類

1

研究課題名

国際研究交流のための統計科学誌のあり方の研究

フリガナ

代表者氏名

マツナワ タダシ

松縄 規

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

統計基礎研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

5 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

統計の国際的な科学雑誌は内外の統計研究者の情報及び研究交流の場としての機能を十分に果すべきである。この認識から,本研究では,参加者の経験を基に雑誌の編集方法,組織・運営あるいはサーキュレーション等について多角的に検討し,雑誌を通じての研究者の国際交流に編集関係者達がどのように協力できるかを探ることを目的とする。


統計の国際的な科学雑誌は内外の統計研究者の情報および研究交流の場としての機能を十分に果すべきであるとの認識に立って,本研究では,参加者の経験を基に,雑誌の編集方法,組織・運営あるいはサーキュレーション等について検討し,雑誌を通じての研究者の国際交流に,編集関係者達がどの様に協力できるかを探った。
研究項目は以下の事柄を中心に行なった。:(1)欧文の統計科学誌に要求されている内容,(2)雑誌の編集・発行に関する一般的原理,(3)編集組織とその運営,(4)論文審査の方法と問題点,(5)編集室の機能と位置づけ,(6)所外の研究者,特に活発な研究活動をしている国内の統計家の意見の聴取。
以上の研究で得た結果は,欧文誌の総合的発展を目ざしている本研究所に於て,新編集体制の確立にも寄与できる内容を含んでおり,活用してゆきたい。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

《内容》次の項目を中心に研究を遂行する:(1)欧文の統計科学誌が真に要求されている内容は何か?(2)雑誌の編集,発行に関する一般的原理,(3)編集組織とその運営,(4)論文審査の方法と問題点,(5)編集室の機能と位置づけ,(6)所外の研究者,特に活発な研究活動をしている国内の統計家の意見を直接に聴取する。この為今回は共同研究員を京阪神,山陽方面に派遣して外部の人達との卒直な意見交換を行ない,雑誌編集に反映すべき意見は積極的に汲み上げる。
《必要性》本研究所の欧文誌の総合的発展を目ざして検討委員会が活動し始めた事に対応し,現時点での欧文誌の編集等に従事している側も協力態勢を整えつつある。本研究の実施が新編集体制への円滑な移行を図る上で大いに寄与すると信ずる。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

鈴木 義一郎

統計数理研究所

田辺 國士

統計数理研究所

早川 毅

一橋大学

藤井 光昭

大学入試センター