昭和611986)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

61−共研−58

専門分類

7

研究課題名

急性白血病患者の病態予測

フリガナ

代表者氏名

タムラ ヨシヤス

田村 義保

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

統計計算開発センター

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

9 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

急性白血病患者の白血病細胞数の変化を予測するためのモデルを構成することを主目的とする。また,同時に病状を数量化することにより把握することも目的のひとつである。すなわち,細胞動態の予測,臨床学的特性の推定,病状の把握などを数量化することにより,治療および投薬計画に有用な知見を与えることを目的としている。


共同研究実施状況
昭和61年度の共同研究で構成した統計模型の実用性を確めるために実データへ適用を行った。
研究成果
白血病細胞数の変化のみに注目する限りは,ほぼ満足できるモデルを作ることができた。このモデルは,白血病細胞数の変化を予測するためでなく,経済政策が景気に与える影響を予測するためにも用いることができるものであり,時系列解析における主要なモデルになり得るものと思われる。
白血病細胞数と白血球数を同時に考えるためには,モデルを多次元モデルにする必要がある。このことについては今後考えて行くことにする。本年度は共同研究を一旦休止し,多次元モデルがある程度完成してから再開する予定である。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

急性白血病患者の白血病細胞数の変化を予測するためのモデルを構成することを主目的とする。また,同時に病状を数量化することにより把握することも目的のひとつである。すなわち,細胞動態の予測,臨床学的特性の推定,病状の把握などを数量化することにより,治療および投薬計画に有用な知見を与えることを目的としている。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

大瀧 慈

広島大学

刈谷 丈治

山口大学

北村 新三

神戸大学

黒江 康明

神戸大学

武川 公

神戸市立工業高等専門学校

福島 徹

神戸大学

三浦 良造

一橋大学

森 英樹

神戸大学