平成122000)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

12−共研−2032

専門分類

7

研究課題名

植物育種における形態形質の評価に関する数理統計学的研究

フリガナ

代表者氏名

ヒラタ ユタカ

平田 豊

ローマ字

Hirata, Yutaka

所属機関

東京農工大学

所属部局

大学院農学研究科

職  名

助教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

3 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

生物の形態の評価は依然と容易ではなく、特に植物育種などの分野では選抜育種を行う上で、どうしても
かたちの客観的評価が不可欠である。筆者らは、まず、筆者らが育成してきた接木雑種系統の葉の形態を評
価するために、これまで、フラクタル次元や様々な方法を検討してきたが、現在の所、フーリエ記述子を用
い、簡単なとじた全縁葉であれば、かなり正確にそれを評価できることがわかった。
 この方法は、他のオレンジやダイコンなど極度に複雑でない植物形態で有れば、その解析には汎用性ガ有
ることもある程度分かってきた。
 しかしながら、形態のデータをリアルタイムでとり、経時的な発育過程を追跡するなどには、摘要が極め
て困難である。こうした課題に今後応えていく必要がある。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

シンポジウム「果樹ゲノム研究?今後の展望を考える」(農林交流センター、筑波農林水産技術会
議)11月1日(水)において
 「カンキツのキメラにおける細胞組織間相互作用を利用した育種」のなかで、カンキツ葉の形態比較の
有効性を述べた。(添付資料参照)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

岩田 洋佳

新学術事業団

田村 義保

統計数理研究所