平成20(2008)年度 一般研究2実施報告書
| 課題番号 | 20−共研−2028 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | d | ||||||
| 主要研究分野分類 | 6 | |||||||||
| 研究課題名 | 多変量アプローチによるテキストの計量研究 | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | タバタ トモジ 田畑 智司 | ローマ字 | Tabata, Tomoji | |||||||
| 所属機関 | 大阪大学 | |||||||||
| 所属部局 | 大学院言語文化研究科 言語情報科学講座 | |||||||||
| 職 名 | 准教授 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 55千円 | 旅 費 | 270千円 | 研究参加者数 | 8 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 本共同研究は,計算機科学,自然言語処理,計量言語学・コーパス言語学,多変量解析など諸分野の知見を有機的に統合した,量的観点からテキストにアプローチする可能性を探る試みである。当プロジェクトの研究対象としては,語彙,コロケーション,意味構造などのレベルにおける言語使用の実態研究,高度な数理モデルに基づくテキストマイニング,文学作品の言語特徴の抽出や,使用域間の言語変異や文体差の問題などの考察を挙げることができる。特に,対応分析,主成分分析,判別分析等,多変量解析のツールを用いたテキストの言語特徴抽出のための方法論を比較検討し,データマイニング,テキストマイニングなどの応用事例を視野に入れた高精度のテキスト分析法・文体分析法の提案を目的としている。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 本年度研究成果を中心として,共同研究リポートNo.231「多変量解析を用いたテキスト分析研究」(2009年3月刊行)をまとめた。所収論文は下記の通り。 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 平成20年8月20日,他二件の統計数理研究所共同利用研究課題(課題番号2027「コーパス言語研究における量的データ処理のための統計手法の概観」研究代表者:神戸大学国際コミュニケーションセンター/国際文化学研究科・准教授・石川 慎一郎,課題番号2025「コーパスに基づく言語テストの妥当性と統計手法」研究代表者:名古屋工業大学工学教育総合センター・教授・	小山 由紀江)と本研究課題との合同研究会を統計数理研究所にて開催した(参加者数12名) | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 岩根 久 | 大阪大学 | 
| 緒方 典裕 | 大阪大学 | 
| 後藤 一章 | 筑波大学 | 
| 藤原 康弘 | 大阪大学 | 
| 前田 忠彦 | 統計数理研究所 | 
| 三木 望 | 大阪大学 | 
| 三宅 真紀 | 大阪大学 |