平成91997)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

9−共研−119

専門分類

9

研究課題名

生活環境中濃度推定の基礎

フリガナ

代表者氏名

ヤナギモト タケミ

柳本 武美

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

領域統計研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

11 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

実質的な毒性当該化学物質の毒性の強さと、実際の摂取量の積として表される。実質的安全量の概念が浸透すると後者の環境中濃度の推定がより重要になる。今日の社会に適合した濃度推定の方法の基礎を研究する。


実質的な毒性当該化学物質の毒性の強さと、実際の摂取量の積として表される。実質的安全量の概念が浸透すると後者の環境中濃度の推定がより重要になる。今日の社会に適合した濃度推定の方法の基礎を研究する。
環境中濃度を化学物質の利用の面から推定する立場と、組織的測定により空間的に推定する立場がある。従来は後者が中心に考えられていた。
一方では流通経路あるいは使用実態を考慮した方法も実際的であると考えられる。資源環境研の研究者と共に基礎的な研究を行ない、より本格的な研究についての討論を行なった。またこれに関連して2項モデルにおける有効スコア検定統計量についてその解析面及び数値面での検討を行なった。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

柳本 武美:公的な意志決定に必要な証拠の程度−堺市でのO-157食中毒事故を例に,統計数理,予定.

柳本 武美:比較試験の役割とその動向,消化器外科学会 第50回総会特別シンポジウム,1997年7月18日
柳本 武美,藤岡 照夫:公的な意志決定における統計解析,日本統計学会,1997年7月24日

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

環境中濃度を化学物質の利用の面から推定する立場と、組織的測定により空間的に推定する立場がある。従来は後者が中心に考えられていた。一方では流通経路あるいは使用実態を考慮した方法も実際的であると考えられる。また現実的な要請の強い課題であり、ケース・スタディを目標とする。手法を中心にすえた研究であり、関連分野の研究者の核としては統計数理研究所が適している。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

大瀧 慈

広島大学

越智 義道

大分大学

西井 龍映

広島大学

林 眞

衛生試験所

藤井 良宜

宮崎大学

藤田 正一郎

放射線影響研究所

水上 善博

滋賀大学

山添 史郎

滋賀大学

山本 英二

岡山理科大学

米沢 義 

資源環境技術総合研究所