平成101998)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

10−共研−109

専門分類

7

研究課題名

歯科外来を訪れた高齢患者の咀嚼能力と全身状態との関連性について

フリガナ

代表者氏名

タカギ ヒロフミ

高木 廣文

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

調査実験解析研究系

職  名

助教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

4 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

 咀嚼能力は、顎顔面口腔領域における機能の一つとして重要であるばかりでなく、身体的ならびに精神的活動にも影響している。特に高齢者の場合、それが日常生活の自立や健康感とも深く関連すると報告されている。そこで今回、高齢者の咀嚼機能に関する種々の因子と、全身状態との関連性の分析を本研究の目的とする。


咀嚼能力は、顎顔面口腔領域における機能の一つとして重要であるばかりでなく,身体的ならびに精神的活動にも影響している。特に高齢者の場合,それが日常生活の自立や健康感とも深く関連すると報告されている。そこで今回,高齢者の咀嚼機能に関する種々の因子と,全身状態との関連性の分析を本研究の目的とした。
今回は,今後の研究計画を検討した。調査対象を歯科外来を訪れた高齢患者として,まず歯科治療前における口腔内状況,種々の方法による咀嚼機能の測定,およびADL(日常生活動作)をはじめとした全身状態を診査する。ついで歯科診療が十分に施された後に,経時的に前記診査を測定する。
この調査によるデータを用い,高齢患者の全身状態を基準変数とし,種々の口腔内状況や咀嚼機能を説明変数とした多変量解析を行う。このような研究は,我が国では極めて少ない上,従来の報告の多くは単変量的な解析が行われているにすぎず,研究方法や統計的解析法自体も必ずしも確立されているとは言い難い。
本年度は,年度途中からの実施であり,今後の研究計画を検討するだけであったが,今後は計画にそった調査研究を実施する予定である。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

内山 健志

東京歯科大学

岡田 泰幸

岡田歯科医院

北村 信隆

北村歯科医院