平成292017)年度 重点型研究実施報告書

 

課題番号

29−共研−4111

分野分類

統計数理研究所内分野分類

g

主要研究分野分類

1

研究課題名

ファジイ・ベイズ意思決定の理論と応用

重点テーマ

リスク科学のフロンティア

フリガナ

代表者氏名

ツバキ ヒロエ

椿 広計

ローマ字

Tsubaki Hiroe

所属機関

統計数理研究所

所属部局

名誉教授

職  名

名誉教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

78千円

研究参加者数

8 人

 

研究目的と成果(経過)の概要

ファジイあるいはソフトコンピューティング分野と統計モデルとは何が同じで何が異なるかということについて、本共同研究メンバーと模索した。。
 共同研究の中で議論された研究項目は次の通りである。

ファジイ事象と確率的事象の差とを意識して前者を表現する確率モデルの必要性
ファァジイ事象を特徴づけるメンバーシップ関数の数理的構成
メンバーシップ関数を記述する確率モデルと多項モデルを記述するモデルとの差
客観的ベイズ事前分布を積分変換し、フルベイズ決定を導くことの意義
拡張原理とミニマックスベイズ推論との関係
シンボリックデータ解析とファジイデータ解析との関係

これらの中では、下記の情報源にしめすようにすでに学会発表ないしは論文執筆を行ったものがある。今後、フルベイジアンを巻き込んだ研究が必要である。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

2018年3月に発行した、統計数理研究所共同研究リポート411「ファジイ・ベイズ意思決定の理論と応用」

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

本共同研究に関わる各自の抱える問題・2017年8月20日13時?18時・統計数理研究所・7名
ファジイ事象の確率モデルに関する討論・2018年2月2日17時?19時・品川プリンスホテル
本年度の研究成果確認・2017年3月27日16時30分?18時・統計数理研究所

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

片桐 英樹

神奈川大学

竹村 和久

早稲田大学

蓮池 隆

早稲田大学

堀(旧姓植村) 芳樹

元三重大学

松本 幸雄

国立環境研究所

領家 美奈

筑波大学