平成6(1994)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 6−共研−43 | 専門分類 | 5 | |||||
| 研究課題名 | 静的および動的な臨界現象の数値的研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | オノ イクオ 小野 郎 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 日本女子大学 | |||||||
| 所属部局 | 理学部 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 8 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 静的な臨界現象の研究対象は、スピンの成分qが5以上のZq模型の起こす相転移である。Zq模型の全体的な相図を得る。動的な臨界現象として砂のなだれ現象と、砂の集団運動を調べる。以上の研究においてはコンピュータ・シミュレーションが不可欠である。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 小野・清水‘新しいユニバーサリティー・クラスのSAND  PILEモデル’京都大学基礎物理研究所短期報告会報国  「秩序化における乱れと非線形」物性研究 63 No.4 (1995) 501-504 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 1.最近我々は、Zq模型の一部分を平均場近似とシミュレーションによって調べた。この研究ではスピン系に対する群論の応用を考えた。群論から正しく秩序変数を得ることにより、秩序相の様々な対称性を明確に分類した。今回はモンテカルロ・シミュレーションにヒストグラム法を取り入れ、相転移の次数に対しても明確性を高める。2.動的な臨界現象としての砂山のなだれ現象をモンテカルロ法によって調べる。3.分子動力学シミュレーションの手法を用いて砂の集団運動の研究を行なう。貴研究所の田村義保助教授は、長年我々と共同研究を行なっており、常に研究に不可欠な人である。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 尾関 之康 | 東京工業大学 | 
| 加園 克巳 | 東京慈恵会医科大学 | 
| 加藤 ゆかり | 東京工業大学大学院 | 
| 清水 雄一郎 | 東京工業大学大学院 | 
| 田口 善弘 | 中央大学 | 
| 田村 義保 | 統計数理研究所 | 
| 山縣 敦 | 日本女子大学 |