平成51993)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

5−共研−106

専門分類

9

研究課題名

安全性評価のための調査の設計

フリガナ

代表者氏名

ヤナギモト タケミ

柳本 武美

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

領域統計研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

8 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

多くの母数を含むモデルの解析が急速に進んできた。一方ではコンピュータの普及が窓口部門でのデータ入力を可能としている。設計が良ければ改めて入力する必要がない。従ってこの2つの大きな流れに沿ったインターフェースとしての調査法についての吟味が必要となる。


多くの母数を含むモデルの解析が急速に進んでいる。これは解析手法の進歩と共に計算技術の向上に裏づけされている。より根元的にはより適用性の高いモデルに対する現場サイドからのニーズがある。
こうした解析法に対応して、抗生物質の抗菌力、新生児死亡等の調査法についての考察を加えた。また薬効評価における同等性評価について、安全評価との関連性を研究した。
山添はリモートセンシングデータとフィールド調査の同時利用についての研究を行った。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

柳本武美:統計的推測における手法の妥当性、統計数理、42巻、2号(予定)

柳本武美:魚井報告に対する(指名)討論、第1回計量生物箱根セミナー、1993年11月

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

多くの母数を含むモデルは局外母数を含む場合として理解されている。しかしこの研究では強い仮定をした分布の母数が層に依存するととらえる。この強い仮定が現実的であることがはっきりするようになってきた。理論研究と計算法の進歩がとり込めるからである。
解析法の進歩を受けて抗生物質の抗菌力(厚生省)、新生児死亡(岡山県)、多施設試験など参加者に関係したプロジェクトを例にして調査の改善を工夫し提案を行うと共に、共通の問題点を整理する。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

椿 広計

筑波大学

西井 龍映

広島大学

林 眞

衛生試験所

藤井 良宜

宮崎大学

藤田 正一郎

放射線影響研究所

山添 史郎

滋賀大学

山本 英二

岡山理科大学