平成7(1995)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 7−共研−96 | 専門分類 | 8 | |||||
| 研究課題名 | アクセス交通における旅行者行動の計量的分析手法の開発 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ヤマシタ サトシ 山下 智志 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 統計数理研究所 | |||||||
| 所属部局 | 統計科学情報センター | |||||||
| 職 名 | 助手 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 5 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 交通需要予測およびそれに伴う需要調査を行う際,これまで一般の交通と同様に扱われてきたアクセス交通について,アクセス交通の持つ遅刻回避等の特性を反映できるモデルを構築する。さらに,この研究結果を交通需要予測だけではなく,空港等の起終点施設計画手法の開発・開発への応用を試みる。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 山下 智志:所要時間の不確実性, NM効用関数と非集計モデル,土木計画学研究,No.18(1440 1995.12 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| アクセス交通は一般の交通機関選択行動と比較して,旅行時間がより重要な要因となっている。特に,遅刻に対する不効用が大きく,そのため交通手段の旅行時間分布が旅行者にとって重要な必要判断要因となっている可能性が高い。本研究では,アクセス交通の事例として空港アクセス交通 すを対象とする。具体的な計画としては,1)近年交通需要調査で主流となってきている,線形効用関数を仮定したDisaggrigated  Logitモデルを改良し,旅行時間分布型の要因を反映できるモデルを構築する。2)限られた情報から知覚分布(認識分布)を形成するシステムについて分析する。この研究は,確率分布や行動計量モデルなどの一般的な統計的知識だけではなく,行動主体の情報認識過程などの統計心理学等の専門知識を必要とするため,統計数理研究所の共同研究として認められる意義は大きい。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 黒田 勝彦 | 神戸大学 | 
| 竹林 幹雄 | 神戸大学 | 
| 森川 高行 | 名古屋大学 | 
| Yang Sung | 神戸大学大学院 |