平成10(1998)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 10−共研−50 | 専門分類 | 6 | |||||
| 研究課題名 | 地殻変動観測データのための時系列解析手法の開発 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ワクイ センイチロウ 涌井 仙一郎 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 気象庁 | |||||||
| 所属部局 | 地震火山部 | |||||||
| 職 名 | 主任研究官 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 8 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 地殻変動連続観測記録から、真の地殻変動の信号を抽出するためには、地球潮汐の除去、降水・気圧・気温などの影響の補正を行わなければならない。地震予知を目的とする地殻変動監視のためには、これらの除去や補正をリアルタイムで行うための解析手法を開発する必要がある。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 西前裕司,舟崎 淳,尾形良彦,松代の伸縮計に及ぼす降雨の影響について,地球惑星 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 降水量は地殻変動データに、大きな影響を与える要素の一つである。降水量データとして、時間雨量を入力とするタンクモデルの出力は、これまでの共同研究で伸縮計の変化量と定性的にはよく対応している。しかし、降水量と伸縮計の変化量の量的な対応は、期間により一定ではない。このため、タンクモデルの出力が伸縮計変化をもっともよく説明できるようにパラメータを調整する。パラメータの調整は試行錯誤により繰り返し行うが、最適な値を求めるには、統計的解析手法や、時系列解析手法の開発の実績を持つ貴所との共同研究を実施するのが効果的である。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 阿部 正雄 | 気象庁 | 
| 尾形 良彦 | 統計数理研究所 | 
| 北川 源四郎 | 統計数理研究所 | 
| 佐藤 整尚 | 統計数理研究所 | 
| 西前 裕司 | 気象庁 | 
| 古舘 友通 | 気象庁地震火山部 | 
| 松浦 律子 | 地震予知総合研究振興会 |