平成272015)年度 重点型研究実施報告書

 

課題番号

27−共研−4202

分野分類

統計数理研究所内分野分類

b

主要研究分野分類

2

研究課題名

データ解析コンペを活用したデータ科学教育およびデータ解析環境についての研究

重点テーマ

ビッグデータの統計数理 II

フリガナ

代表者氏名

クボタ タカフミ

久保田 貴文

ローマ字

Kubota Takafumi

所属機関

多摩大学

所属部局

経営情報学部

職  名

准教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

608千円

研究参加者数

12 人

 

研究目的と成果(経過)の概要

データ解析コンペティションでは、個人情報の秘匿は行いつつできるだけ生データを提供し、実際
のデータを用いた分析が可能である配慮がされている。データ解析コンペティションに参加するこ
とにより、学生は、データベースマネジメントシステム、データ解析システムについてもある程度
精通し、さらに最新の統計解析手法の研究・開発につながる。
平成27年度は、日本計算機統計学会スタディグループ部門でデータ解析コンペティションに学生
を参加させている研究者を中心に以下について調査・研究を行った。
(1) 大量データ解析スペシャリストの養成について必要最低限の講義・トレーニングについて
(2) この種のコンペティションに出場するためのデータ科学教育環境、共通に利用できる計算機環
境について
この成果をもとに、平成28年度のデータ解析コンペティションでは、アカデミッククラウドを用
いて学部生などデータの処理に疎い場合にも参加できる環境の構築を検討した。
日本計算機統計学会スタディーグループ部会での報告会では、事前の呼びかけも功を奏して、25
チームの参加があり、学生チームが大半を占め活発な研究報告が行われた。
この成果の一部は、日本計算機統計学会の大会・シンポジウムで特別セッションとして報告される
ことが予定されている。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

日本計算機統計学会スタディーグループ部会での報告会
http://jscs.jp/dac/index.php/meeting/H27meeting


経営科学系研究部会連合協議会主催 データ解析コンペティション
http://jasmac-j.jimdo.com/データ解析コンペティション/

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

日本計算機統計学会スタディーグループ部会中間報告会(その1)
2016年1月9日(土)
統計数理研究所 セミナー室1(D305)
65人

日本計算機統計学会スタディーグループ部会中間報告会(その2)
2016年1月10日(日)
統計数理研究所 セミナー室1(D305)
15人

日本計算機統計学会スタディーグループ部会最終報告会
2016年3月2日(水)
統計数理研究所セミナー室1(D305)
85人

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

飯塚 誠也

岡山大学

今泉 忠

多摩大学

大草 孝介

九州大学

竹内 光悦

実践女子大学

豊田 裕貴

法政大学専門職大学院

藤野 友和

福岡女子大学

南 弘征

北海道大学

柳 貴久男

岡山理科大学

山本 由和

徳島文理大学

山本 義郎

東海大学