平成81996)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

8−共研−41

専門分類

4

研究課題名

国民意識のデータベース作成準備

フリガナ

代表者氏名

ヨシノ リョウゾウ

吉野 諒三

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

領域統計研究系

職  名

助教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

7 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

統計数理研究所が40年以上に渡って収集、整理、分析を行ってきた社会調査データを総括的に整理し、将来社会科学のデータベースとして、多くの研究者が活用して成果を挙げていけるようにする準備を継続する。


統計数理研究所が過去40年以上にわたって収集、整理、分析を行ってきた社会調査データを総括的に整理し、将来社会科学のデータベースとして、多くの研究者が活用して成果を上げ行けるようにする準備を進めている。
本研究は平成5年度よりの継続であり、過去の統計数理研究所研究レポートを中心に、調査の課題、目的、責任者、調査地点とサンプル数、等を明記したカタログを準備しているところである。
一方で、対応するデータ(調査票、コードブック、個票etc.)を確認し、完全に再保管することを念頭においている。しかしながら、単に機械的な整理で片づかない問題も多く、所内の方々とも相談しながら慎重に作業を進めている。
昨年度は、過去数十年の調査研究に用いられた調査票(「日本人の国民性」「東京マスコミ調査」etc.)を限定製本し、長期保存に備えた。(保存者) 吉野、三宅、坂元、中村、林知己夫、林文、釜野、原子力システム研究所(北田)
本年度は、国際比較調査データの一般公開準備をし、インターネット上での公開の技術的な問題、法律上の問題を具体的に検討した。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

鈴木データライブラリーの利用と、その調査法(改善)に対する役割(効用)について
WAPOR 1996年11月(世界世論調査学会東京会議)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

これまで、過去の統計数理研究所レポートを中心に、調査の課題、目的、責任者、サンプル抽出法とサンプル数等を明記したカタログを準備してきた。これを継続し、調査票リストを作成する。一方で、対応するデータ(調査表、コードブック、個表etc.)を確認し、完全に保管する。この過程において、重要度が高いものとそうでないものの選別も必要であり、データベース整備に詳しい所外の研究者の協力も必要である。その為に、既に、その種の仕事に関わりのある三宅と杉山の協力を得て進める必要がある。本年度は特に、調査票のリストの完成と、過去の調査質問票をまとめた本の完成をめざす。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

釜野 さおり

国立社会保障・人口問題研究所

杉山 明子

東京女子大学

鈴木 達三

帝京平成大学

田栗 正章

千葉大学

三宅 一郎

大阪国際大学

吉田 裕亮

お茶の水女子大学