平成9(1997)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 9−共研−95 | 専門分類 | 8 | |||||
| 研究課題名 | 関東地方における前方後円墳と国府との関連 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ウエキ タケシ 植木 武 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 共立女子短期大学 | |||||||
| 所属部局 | 生活科学科 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 4 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 昨年度は、古墳時代(前期・中期・後期)を通して、前方後円墳の墳丘(マウンド)の系時的形態変化の実態を把握しようと試みた。今年度は、この解析結果をもとに、8カ所に存在した関東の国府や、当時の古代道との比較検討を行い、当時の地方豪族の政治的群雄割拠の実態を明らかにしてみたい。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 植木 武・村上征勝他「前方後円墳から考察する大和中央政権と東国地方政権との構造的関連-関東地方と中部地 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 昨年度の分析対象となった関東地方の全長(主軸長)100m以上の前方後円墳は、総計95例あったわけであるが、後に詳細に調べてみると、マウンドが全体的に崩れていた例も入っていたり、基壇のある例(特に栃木県の例)は基壇の計測値を入れてしまったりした。本年度は、これらの点に留意しながら、オリジナルのマウンド形態を推持し、分析に耐えうる例のみを残しデータベース作成と統計解析を行いたいと思う。その上で、最近になり7世紀後半当時の古代道が古代史家により明らかにされた情報と、8世紀初頭に律令制が成立し国府が設定された情報を加え、当時の関東地方豪族の政治的割拠の実態を明らかにする。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 梅澤 重昭 | 群馬大学 | 
| 大塚 初重 | 明治大学 | 
| 村上 征勝 | 統計数理研究所 |