平成41992)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

4−共研−106

専門分類

9

研究課題名

安全性評価における統計解析−マルコフモデル−

フリガナ

代表者氏名

ヤナギモト タケミ

柳本 武美

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

領域統計研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

10 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

安全性評価の統計手法について多面的に研究を行なっている。環境化学物質の安全性について、調査あるいは実験データを通して安全さの程度を評価する。データ処理において基本的であるのは変動の大きさである。そしてヒトの集団においては異質性を前提として評価することが求められる。


安全性評価の統計手法について多面的に研究を行っている。環境化学物質の安全性について、調査あるいは実験データを通して安全さの程度を評価する。データ解析においても、また理論的な研究においてもその重要性が認識されているのが、いわゆる超過変動の扱いである。実験のコントロールが不十分であると共に個体差の影響がある。
近年超過変動を記述するパラメトリックモデルを生成するために、ランダムをウォークの初期通過時間分布が精力的に研究されている。主として人間の社会活動の多様性を記述モデルとしての応用が意図されている。しかし実験データの解析にも有用そうである。更にこの研究が我国で急速に進められている点も研究にとって都合がよい。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

Yanagimoto, T. and Yamamoto, E. Moment esimators for the beta-binomial distribution. Communication in Statistics Theory and Method, 22, 451-460.
柳本武美,藤野和建. ベータ分布の推測. 応用統計学, 21, 15-26.


研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

データ解析においても、また理論的な研究においてもその重要性が認識されているのが、いわゆる超過変動の扱いである。実験のコントロールが不十分であると共に個体差の影響がある。
近年超過変動を記述するパラメトリックモデルを生成するために、ランダムウォークの初期通過時間分布が精力的に研究されている。主として人間の社会活動の多様性を記述モデルとしての応用が意図されている。しかし実験データの解析にも有用そうである。更にこの研究が我が国で急速に進められている点も研究にとって都合が良い。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

安楽 和夫

西南学院大学

江口 真透

統計数理研究所

椿 広計

筑波大学

西井 龍映

広島大学

林 眞

衛生試験所

藤井 良宜

宮崎大学

藤田 正一郎

放射線影響研究所

山添 史郎

滋賀大学

山本 英二

岡山理科大学