平成212009)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

21−共研−2021

分野分類

統計数理研究所内分野分類

b

主要研究分野分類

8

研究課題名

AIを応用したゲーム内でのパーソナリティ決定論

フリガナ

代表者氏名

ミツヤ レイコ

三家 礼子

ローマ字

MITSUYA REIKO

所属機関

早稲田大学国際情報通信研究センター

所属部局

河合研究室

職  名

客員准教授

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

4 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

昨今のゲームは多種多様である.古典的なゲームに始まり,最新のシリアスゲームに至るまで,ユーザの用途によって開発されている.ただ,ゲーム界の大きな流れを眺めると,ほとんどがクリエータらの経験や知識によるものであると思われる.そこで,この経験や知識を踏まえた上で,ゲームの開発にAI(Artificial Intelligence) を応用することを考えた.すでに筆者はゲームソフトのユーザのパーソナリティ決定を独自のアンケート用紙を用いて、決定木の手法を用いてソフト開発に携わった。特にゲームの中でも,個人のパーソナリティはゲームユーザの重要なキーワードと成りえると考えられる.また、ゲーム内に存在するアバタやキャラクターにもパーソナリティがある。個人のパーソナリティがAIを用いることによって決定されると,ゲームという仮想現実の世界でも,個人にあった振る舞いや思考が反映される.より,ゲームの心地よさを実感できるということである.よって,本研究では,ゲームユーザ、アバタ、キャラクタら独特のパーソナリティをAIの中の機械学習を用いて決定することを目的とする.
本年度は休職状態にあったために、以上の目的を実施することが不可能であった。ただし関連研究には参加しることができた。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

論文
山添花恵、三家礼子、河合隆史、佐藤正、山形仁、山崎隆、宮尾益知:発達性読み書き障害児における立体視を用いた平仮名識字学習の効果、日本教育工学会論文誌 32(4),pp 417-424, 2009.

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

河合隆史

早稲田大学

岸信介

早稲田大学

田村 義保

大学共同利用機関法人 統計数理研究所