平成282016)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

28−共研−2044

分野分類

統計数理研究所内分野分類

f

主要研究分野分類

7

研究課題名

アジア諸国世帯統計ミクロデータの二次利用推進に関する研究

フリガナ

代表者氏名

ババ ヤスマサ

馬場 康維

ローマ字

Baba Yasumasa

所属機関

統計数理研究所

所属部局

名誉教授

職  名

名誉教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

61千円

研究参加者数

14 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

我が国では新統計法の全面施行によって国内の公的世帯統計の二次利用は漸く進みつつある。また、公益財団法人統計情報研究開発センターを中心にして、アジア諸国の世帯統計ミクロデータの収集、データベース化が進められ、公的世帯統計の二次利用を促進するサテライトとして統計数理研究所内に設置されているオンサイト解析室によって、データベース提供が図られている。
この共同研究は、現在利用可能な状態にあるアジア各国の政府統計のミクロデータを利用して実証研究を行い、この実証研究を通してアジア版LISともいえる "Asia Income Study" (AIS) の構築に必要な技術的な課題を抽出し、データベースの二次利用推進に資することを目的としている。
本年度は、この目的に沿って、オンサイト解析室で利用できるデータを利用した実証分析と、解析に付随するデータの整備に関わる研究を行った。研究の成果については、下記の学会、研究会で研究分担者の研究として報告されている。

1.2016年統計関連学会連合大会の企画セッション「アジアの公的ミクロ統計の活用」
2016年9月5日、金沢大学。
オーガナイザー:馬場康維(統計数理研究所)
座長:菅幹雄(法政大学)
報告内容
1)岡本基(情報・システム研究機構/統計数理研究所),山下智志 (統計数理研究所)「国際ミクロ統計データベース」の利活用について
2)川崎暁子(法政大学経済学研究科)家族の移民労働が子どもに与える影響について?タイ、スリランカのミクロデータの分析から
3)久保田貴文(多摩大学)、竹林 由武(統計数理研究所・リスク解析戦略研究センター)、椿 広計(独立行政法人統計センター)エビデンスに基づく政策決定のための自殺死亡統計におけるミクロデータの利活用
4)坂田大輔(立教大学)岡本基(情報・システム研究機構/統計数理研究所)ベトナム世帯生活水準調査(VHLSS)に基づく農村経済構造の分析

2.8th International Workshop on Analysis of Micro Data of Official Statistics
2016年12月1日〜6日、統計数理研究所。
報告者(共同研究メンバーのみ掲載)
Akihiko ITO (Sinfonica)
Mikio SUGA (Hosei University)
Rui Takahashi (Tokai Univ.)
Daisuke Sakata (Assistant Professor, Rikkyo University)
Takafumi Kubota (Tama University)

3.2016年度統計数理研究所共同研究「アジア諸国世帯統計ミクロデータの二次利用推進に関する研究」
  2017年3月21日、統計数理研究所。
報告内容
1)馬場康維(統計数理研究所)「アジア諸国世帯統計ミクロデータの二次利用推進に関する研究」について
2)高橋塁(東海大学)「ベトナム農村における自然災害が貧困・家計所得に与える影響ーVHLSSを用いた実証分析ー」
3)久保田貴文(多摩大学)「ベトナム家計調査データの視覚化」
4)伊藤伸介(中央大学)、星野 なおみ(統計センター)、阿久津 文香(総務省統計局)「地域の人口規模から見た匿名化ミクロデータの作成について」
5)菅幹雄(法政大学)「共働き夫婦のみ世帯の合成」
6)岡本基(情報・システム研究機構/統計数理研究所)「アジア諸国の世帯統計データベースの利用について」

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

1.2016年統計関連学会連合大会の企画セッション「アジアの公的ミクロ統計の活用」
2016年9月5日、金沢大学。
オーガナイザー:馬場康維(統計数理研究所)
座長:菅幹雄(法政大学)
報告内容
1)岡本基(情報・システム研究機構/統計数理研究所),山下智志 (統計数理研究所)「国際ミクロ統計データベース」の利活用について
2)川崎暁子(法政大学経済学研究科)家族の移民労働が子どもに与える影響について?タイ、スリランカのミクロデータの分析から
3)久保田貴文(多摩大学)、竹林 由武(統計数理研究所・リスク解析戦略研究センター)、椿 広計(独立行政法人統計センター)エビデンスに基づく政策決定のための自殺死亡統計におけるミクロデータの利活用
4)坂田大輔(立教大学)岡本基(情報・システム研究機構/統計数理研究所)ベトナム世帯生活水準調査(VHLSS)に基づく農村経済構造の分析

2.8th International Workshop on Analysis of Micro Data of Official Statistics
2016年12月1日〜6日、統計数理研究所。
報告者(共同研究メンバーのみ掲載)
Akihiko ITO (Sinfonica)
Mikio SUGA (Hosei University)
Rui Takahashi (Tokai Univ.)
Daisuke Sakata (Assistant Professor, Rikkyo University)
Takafumi Kubota (Tama University)

3.2016年度統計数理研究所共同研究「アジア諸国世帯統計ミクロデータの二次利用推進に関する研究」
  2017年3月21日、統計数理研究所。
報告内容
1)馬場康維(統計数理研究所)「アジア諸国世帯統計ミクロデータの二次利用推進に関する研究」について
2)高橋塁(東海大学)「ベトナム農村における自然災害が貧困・家計所得に与える影響ーVHLSSを用いた実証分析ー」
3)久保田貴文(多摩大学)「ベトナム家計調査データの視覚化」
4)伊藤伸介(中央大学)、星野 なおみ(統計センター)、阿久津 文香(総務省統計局)「地域の人口規模から見た匿名化ミクロデータの作成について」
5)菅幹雄(法政大学)「共働き夫婦のみ世帯の合成」
6)岡本基(情報・システム研究機構/統計数理研究所)「アジア諸国の世帯統計データベースの利用について」

データサイエンス共同利用基盤施設 社会データ構造化センター オンサイト解析室 ウェブページ内「国際ミクロデータベース」
http://ds.rois.ac.jp/center3_micro/asia.html

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

1.2016年統計関連学会連合大会の企画セッション「アジアの公的ミクロ統計の活用」
2016年9月5日、金沢大学.参加者数、80人.
2.2016年度統計数理研究所共同研究「アジア諸国世帯統計ミクロデータの二次利用推進に関する研究」2017年3月21日、統計数理研究所.参加者数22人.

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

伊藤 彰彦

統計情報研究開発センター

伊藤 伸介

中央大学

岡本 基

統計数理研究所

川崎 暁子

法政大学

久保田 貴文

多摩大学

坂田 大輔

立教大学

菅 幹雄

法政大学

仙田 徹志

京都大学

高橋 塁

東海大学

土屋 隆裕

統計数理研究所

椿 広計

統計数理研究所

松田 芳郎

公益財団法人統計情報研究開発センター

吉田 建夫

岡山大学