平成7(1995)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 7−共研−30 | 専門分類 | 3 | |||||
| 研究課題名 | 最適制御による,弱者に優しい歩行環境作り | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ナカムラ サチオ 中村 幸夫 | ローマ字 | 
 | |||||
| 所属機関 | 横浜ゴム株式会社 | |||||||
| 所属部局 | 研究本部 | |||||||
| 職 名 | 室長 | |||||||
| 所在地 | 
 | |||||||
| TEL | 
 | FAX | 
 | |||||
|  | 
 | |||||||
| URL | 
 | |||||||
| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 7 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 高齢化社会に向け,人の基本的な生活動作の一部である歩行運動に最適制御理論を適用して「快適な歩行路・床・靴とは何か」を明らかにする。高齢者の健康維持,寝たきり老人の予防に「歩行運動」が有効とされる社会的ニーズに応えつつ,関連分野の商品開発に人間工学からのアプローチを与えて活性化をはかる。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 「平成7年度・人間感覚計測応用技術の研究開発委託研究成果報告書」、新エネルギー | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 従来この分野は,建築・土木工学が主体となり,構造解析の立場と,「好き嫌い」を答う官能評価とを組み合わせた手法が用いられたきた。最近になって,人の歩行をスポーツ工学の立場から解析することも開始されつつあるが,「歩き心地の評価」に歩行のメカニズムと最適制御理論を組み合わせた研究は未着手になっている。この分野で最も最近の成果が,和田等の「人間の立位姿勢制御におけるシステム同定」であり,本手法の歩行動作への拡張をとっかかりとする。人の歩行のふらつき,年齢・個人差の影響,路面・靴等の特性を取り込んだ確率モデルの作成は一企業の能力を越えた研究課題であり,統計数理研究所・稲城市立病院の和田院長グループとの共同研究が不可欠であると考える。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 粟田 修司 | 稲城市立病院 | 
| 石黒 真木夫 | 統計数理研究所 | 
| 加藤 比呂子 | NTT | 
| 金森 克彦 | 横浜ゴム株式会社 | 
| 高橋 弘光 | 横浜ゴム株式会社 | 
| 和田 孝雄 | 稲城市立病院 |