平成8(1996)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
8−共研−20 |
専門分類 |
2 |
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研究課題名 |
汎用完全分散型並列分枝限定法実装ツールの開発/評価 |
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フリガナ 代表者氏名 |
ヒラバヤシ リュウイチ 平林 隆一 |
ローマ字 |
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所属機関 |
東京理科大学 |
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所属部局 |
工学部第二部 |
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職 名 |
教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
8 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
並列分枝限定法の実装には,対象とする問題固有の下界値計算法を主とするアルゴリズムの開発と分枝限定法の実行時に生成される子問題群をプロセッサ群へ割り当てる負荷分散を実現するアルゴリズムの開発が必要となる.各アルゴリズムは,比較的独立したものである.本研究の目的は,後者の負荷分散のアルゴリズムを実装した汎用の並列分枝限定法動作環境の開発/評価である.開発されたシステムにより,比較的容易に完全分散型の並列分枝限定法の実現が可能となる. |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
Y.Shinano, M.Higaki, R.Hirabayashi,An Interface Design for General Parallel Branch-and-Bound Algorithms,Lecture Notes in Computer Science, 1117, Springer, 277-284, August 19, 1996. |
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本システムは,分枝限定法のスケルトンを提供する.スケルトンに即して各問題固有の下界値計算や分枝変数選択のルーチンを記述することにより,本システムは,様々な問題に対して適用可能である.また,以前の研究で実現したマスター・スレーブ型のシステムを使用して行った数値実験の結果から得られた知見をもとに完全分散型のシステムとして再構築した本システムは,1000個以上のプロセッサを使用した環境で,動作可能であることを目標に開発されている.さらに,分枝限定法の特徴である,計算に必要な資源が予測できないという特徴に対応するために,実行中に動作環境の変更を可能とするシステムとなっている.例として,3個のプロセッサで数日間実行していたが解けない場合,もう5個のプロセッサを追加するということが可能である.組合せ最適化問題は本質的に多大な計算を必要とするために,並列計算機上で動作することが望まれる.そのために,PVM上で動作する本システムの開発/評価に対しても,並列計算機環境が必要不可欠である. |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
池辺 淑子 |
東京理科大学 |
井本 税 |
東京理科大学大学院 |
木内 正明 |
東京理科大学大学院 |
佐藤 良 |
東京理科大学大学院 |
品野 勇治 |
東京理科大学大学院 |
原田 賢一 |
東京理科大学大学院 |
水野 眞治 |
統計数理研究所 |