平成51993)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

5−共研−55

専門分類

6

研究課題名

地震活動の統計モデルのソフトウェアの開発

フリガナ

代表者氏名

オガタ ヨシヒコ

尾形 良彦

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

調査実験解析研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

2 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

マグニチュード頻度分析、余震の減衰、一般の地震活動に関して、これまで提案してきた最尤法、グラフィック解析について、一般の使用に耐えるようにソフトウェアを整備し公表する。


これまで提案してきた点過程モデルの最尤法、残差解析、グラフィックスについて、地震活動研究者など一般の使用に耐えるようにソフトウェアを整備し公表し、英文和文のマニュアルも作成した。モデルに付いては以下のとおり。
・種々のマグニチュード頻度分布 ・余震の減衰改良大森公式(二次余震の場合も含む) ・一般の地震活動ETASモデル ・指数多項式型非定常ポアソンモデル ・指数フーリエ級数型周期性ポアソンモデル ・地震活動のトレンド、周期性、クラスター性への分解 ・異なる地域の因果関係に関する検証モデル
国際地震地球内部物理学会およびアメリカ地震学会よりパーソナルコンピュータを中心とした地震活動解析用のソフトウェアの提供の申し出があり、この際、FORTRANプログラム全体の明確化および効率化をめざして整備したIBM型またはNEC型パーソナルコンピュータの両方に使用することができる。これらはソフトウェアも含めて目下査読中で、1995年をめどに上記学会から発売される予定である。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

国際地震地球内部物理学会およびアメリカ地震学会よりパーソナルコンピュータを中心とした地震活動解析用のソフトウェアの提供の申し出があり、このさい、FORTRANプログラム全体の明確化および効率化をめざして整備したい。大型コンピュータとIBM型パーソナルコンピュータ関係を使用する計算環境などを必要とする。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

宇津 徳治

東京大学