平成21990)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

2−共研−29

専門分類

4

研究課題名

調査にもとづく地域住民の生活行動と健康管理の統計的研究

フリガナ

代表者氏名

キシダ タカヤ

岸田 孝弥

ローマ字

所属機関

高崎経済大学

所属部局

経営学部

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

3 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

地域住民(沖縄県)の勤務生活様式と健康との関連性を既存の調査資料をもとにして統計的手法により分析する。調査資料としては,「作業と生活に関するアンケート調査」,「THI(東大式健康調査票)」及び「生活時間構造調査」の結果を使用する。この3つの調査結果をもとに自然環境や文化的背景を異にする沖縄県の住民の生活行動が健康に及ぼす影響や特異性を統計的手法により明らかにし,沖縄県住民の健康管理のための統計指標づくりに資することを目的とする。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

1.沖縄地域住民の生活行動と健康に関する既存の調査資料(1,000サンプル,200項目)を大型コンピュータを使用することによって,統計的解析を行い客観的に評価する。
2.「作業と生活に関する調査」,「THI(東大式健康調査票)」,「生活時間構造調査」の相互関係を解析し,評価の妥当性を検討する。
3.前回と同様1.及び2.の結果にもとずいて,地域住民の健康管理のための統計指標づくりの方法論を検討する。
4.以上の解析結果を前回の解析結果と比較し,沖縄住民の生活と健康についての特異性を解明する。
5.近年急速に進展している都市化,情報化によって,沖縄の伝統的生活や自然環境は急激に変化している。こうした環境変化が住民の生活や健康に及ぼす影響を検討し,住民の健康維持増進のための方策を考察する。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

大隅 昇

統計数理研究所

斎藤 むら子

早稲田大学