平成18(2006)年度 一般研究2実施報告書
| 課題番号 | 18−共研−2023 | 専門分類 | 5 | |||||
| 研究課題名 | 乗用車の需要構造の推定と需要予測の研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | フジサキ ヨウ 藤崎 陽 | ローマ字 | Yo Fujisaki | |||||
| 所属機関 | 情報・システム研究機構統計数理研究所 | |||||||
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| 職 名 | 外来研究員 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 50千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 3 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
|  本研究は, 乗用車の需要構造を乗用車の年次別販売台数および廃車台数データに基づいて分析し, さらに需要予測を行う新しい方法を開発することを目的としている. 廃車台数を予測することで, 販売台数予測ができるというのが核となるアイデアである. そこで, 廃車台数を推定・予測することが重要となるが, 同一年販売車の経年廃車分布を推定できれば, ある年の廃車台数は, その各年の販売台数にその年の廃車確率をかけて和をとることで表現できる. 代表者の博士論文では, 経年廃車分布は各年ごとに独立であるとして, 3つのパラメータより定まる, ロジスティックハザード分布を用いてパラメトリック推定を行ってきた. しかし, 特に年代が新しくなるにつれてデータが不足し, 推定が不安定となる傾向があった. この点を改善するために, ロジスティックハザード分布パラメータの間に連続性を仮定して最尤推定を行うことを試みた. 全区間を1つの関数で合わせることは難しいことがわかり, 1990年前後を境として, 2つの(3次元)関数でパラメータを合わせることを現在検討中である.  | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 藤崎陽: 日刊自動車新聞連載記事(3回)2006年. | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
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| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 田邉 國士 | 早稲田大学 | 
| 土谷 隆 | 統計数理研究所 |