平成9(1997)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 9−共研−111 | 専門分類 | 8 | |||||
| 研究課題名 | 心理学領域における自由回答調査データの統計解析 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ドイ キヨハル 土井 聖陽 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 宮崎産業経営大学 | |||||||
| 所属部局 | 経営学部 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 9 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 昨年度は、「認知心理」、「動機づけ」二つの領域に関連した自由回答調査データに基づき、これの電子ファイル化処理、統計的解析法(主に多次元解析法)等の有効性について関連研究のサーヴェイを含めて総合的に検討した。特に、従来の主観的なアフターコーディング方式だけでは得られなかった多元的なデータ構造の探索方法についての手がかりが得られたことは一つの成果である。本年度は、事例対象領域を拡げるとともに、テキスト型データの一般的な分析法の研究と応用可能性について、さらに検討を進める。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 土井聖陽・大隅 昇,達成関連動機の検討 ?投影法文章データの定性的解析?,日本分類 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 人格心理、社会心理、消費心理さらに経営情報などの分野における自由回答形式データをテキストファイル化し直接的に解析する方法と、従来のコード変換を施したアフターコーディング済みデータを解析する方法を同時に行い、比較検討する。特に、ラベル情報の多寡、自由回答文の長短、含まれる概念数、抽出語数と出現頻度などを分析し、自由回答型データの方法論を考察したい。これにより、自由回答型データ解析の方法論の適用可能性や問題点を具体的に明らかにするとともに、各領域のデータの特質や構造を、従来とは異なる視点から比較検討することを試みる。このような研究を効率的に進めるために、貴研究所の教官や施設あるいはソフトウェアが必要と考える。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 大隅 昇 | 統計数理研究所 | 
| 川浦 康至 | 横浜市立大学 | 
| 楠見 孝 | 東京工業大学 | 
| 杉本 徹雄 | 上智大学 | 
| 高木 修 | 関西大学 | 
| 竹村 和久 | 筑波大学 | 
| 辻本 英夫 | 大阪市立大学 | 
| 福井 誠 | 甲子園大学 |