平成20(2008)年度 一般研究2実施報告書
課題番号 |
20−共研−2065 |
分野分類 |
統計数理研究所内分野分類 |
j |
||||||
主要研究分野分類 |
8 |
|||||||||
研究課題名 |
座り心地に関する統計学的研究4 |
|||||||||
フリガナ 代表者氏名 |
ミツヤ レイコ 三家 礼子 |
ローマ字 |
MITSUYA REIKO |
|||||||
所属機関 |
早稲田大学 |
|||||||||
所属部局 |
国際情報通信研究センター 河合研究室 |
|||||||||
職 名 |
客員准教授 |
|||||||||
配分経費 |
研究費 |
40千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
3 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
近年、オフィスチェアのデザイン、設計はますます複雑化し、汎用性のあるものかパーソナル性をコンセプトにするかでもオフィスチェアの限界を考える時期をむかえているといえる。また、高機能オフィスチェアも評価という点では、効率よく有効な結果が得られる評価手法が望まれる。そこで、本研究では評価対象とした椅子のコンセプトである「今までのエルゴノミックチェアから得られた知識や経験を体現化したもの」に着目して、このチェアが製作されるに至るまでの他のオフィスチェアの分析を行った上で、開発コンセプトの中にある、「背もたれ機構の有効性」、「心臓血管系の死亡率を下げうる設計」などを踏まえて体圧分布測定、心拍測定を行うことを客観的評価とした。さらに評価グリッド法を用いて主観的評価も行うことにより、研究対象となった高機能オフィスチェアの評価構造モデルを作成し、今後のアンケートのための評価項目を抽出した。以上、高機能オフィスチェアの評価・検討を行うことを目的とする。その結果、評価手法の検討を行い、実際評価の一部を提案することができた。まず高機能オフィスチェアを評価するにあたって、今までデザインされてきたチェアの分析を行い、対象となるオフィスチェアのさらなるコンセプトを踏まえた上で評価手法を考慮し、効率の良い実験計画により、より良い結果が得られると考えられる。今後は、結果で得られたものを更に活用することにより、高機能オフィスチェアのデザインへのフィードバックが期待できる |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
三家礼子,綱井祐美子,河合隆史,前澤恵子,佐々木陽子,高機能オフィスチェアの評価,第17回日本人間工学システム大会論文集,pp41-42,2009. |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
|
研究参加者一覧 |
|
氏名 |
所属機関 |
田村 義保 |
統計数理研究所 |
成瀬 哲哉 |
岐阜県生活技術研究所 |