平成282016)年度 共同研究集会実施報告書

 

課題番号

28−共研−5009

分野分類

統計数理研究所内分野分類

d

主要研究分野分類

7

研究課題名

公的統計のミクロデータ等を用いた研究の新展開

フリガナ

代表者氏名

シラカワ キヨミ

白川 清美

ローマ字

Shirakawa Kiyomi

所属機関

一橋大学経済研究所

所属部局

附属社会科学統計情報研究センター

職  名

准教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

441千円

研究参加者数

39 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

 平成21年4月に全面施行された統計法により、公的統計は社会の情報基盤として位置付けられ、学術研究や高等教育等目的でのミクロデータの二次的利用(「匿名データの提供」、「委託による統計の作成等」(オーダーメード集計)等)を可能とする制度が創設された。
 本制度を周知普及させ、この制度を利用した研究成果の情報共有及び人材交流を活性化することを目的として、平成23年度から25年度に渡り、統計数理研究所において共同研究集会『公的統計のミクロデータの利用に関する研究集会』を毎年開催してきた。大学研究者、民間研究者、大学院生及び関係省庁などさまざまな分野、所属の研究者等が、過去3回で延べ185人参加し、活発な議論を行ってきた。
 この共同研究集会のこれまでに類のない特色として、公的統計ミクロデータを軸として異なる研究領域の研究者から構成されるプログラムを世に提供してきたことが挙げられる。各領域の研究に新たな視座を与える議論の場からは、研究者のみならず、関係省庁をも刺激する化学反応をもたらしてきた。
 平成26年度に開催する共同研究集会は、様々な公的統計の利活用を含めて、引き続き本制度に関する交流を図り、もって、学術研究の更なる発展に寄与するために行うものである。

今年度は、官・学・民様々な所属の合計62名が参加し、活発な意見交換が行われた。
12件の報告に加え、統計センター理事長による講演「統計センターにおける二次的利用の新たな取り組み リモートアクセスを活用したオンサイトシステムによる公的ミクロデータの利用拡大」があった。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

独立行政法人統計センターWebサイトに12月9日までに掲載予定。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

井原 智彦

東京大学

魚住 龍史

京都大学

宇南山 卓

一橋大学

上藤 一郎

静岡大学

岡室 博之

一橋大学

岡本 基

統計数理研究所

モヴシュク オレクサンダー

富山大学

勝浦 正樹

名城大学

金田 陸幸

尾道市立大学

木村 和範

北海学園大学

栗原 考次

岡山大学

栗原 由紀子

弘前大学

佐井 至道

岡山商科大学

坂田 幸繁

中央大学

坂部 裕美子

公益財団法人 統計情報研究開発センター

佐々木 昇一

神戸大学大学院

周防 節雄

(公財)統計情報研究開発センター

菅 幹雄

法政大学

仙田 徹志

京都大学

瀧 敦弘

広島大学

谷本 圭志

鳥取大学大学院

椿 広計

統計数理研究所

寺村 絵里子

明海大学

長松 奈美江

関西学院大学

野田 龍也

奈良県立医科大学

星野 伸明

金沢大学

松山 淳

富山大学

宮崎 毅

九州大学

宮崎 智視

神戸大学

村田 磨理子

公益財団法人 統計情報研究開発センター

安田 聖

一橋大学

山口 雅生

大阪経済大学

山下 智志

統計数理研究所

山村 英司

西南学院大学

山本 俊行

名古屋大学

勇上 和史

神戸大学

吉田 建夫

岡山大学

渡辺 美智子

慶應義塾大学