平成61994)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

6−共研−106

専門分類

7

研究課題名

先天性内反足の発生に関する全国調査

フリガナ

代表者氏名

アオキ ハルヒト

青木 治人

ローマ字

所属機関

聖マリアンナ医科大学

所属部局

医学部

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

6 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

先天性内反足は、他の先天性股関節脱臼や筋性斜頸と同様、その発生が減少しているといわれているが、その実態は明らかではない。本研究の目的は、先天性内反足に関する全国調査を継続して行うことによりその発生率の推移を調べることである。


日本整形外科学会認定研修施設に対して、アンケート調査を行い、先天性内反足患者数、家族内発生の有無などを調査した。
認定施設総数 2039施設に対し、アンケート調査を御願いしたところ、424施設より回答があり、回答率は 20.8%であった。そのうち症例ありとの回答が 193件で、症例なしとの回答が 231件であった。症例数は 1355例で、その性別は、男性が 885例、女性が 470例であった。患側は、両側例 653例、左側例 251例、右側 437例、不明 14例であった。
現在、地域別発生の頻度、家族内発生の頻度、出生児体重との関係、在胎週数・分娩形式との関係など、詳細を検討中であり、今年度も引き続きアンケート調査を行い、先天性内反足の発生率の推移を調べる予定である。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

日本整形外科学会認定研修施設(約2,000施設)に対して、アンケート調査を行い、先天性内反足患者数、家族内発生の有無、治療法などを調査する。この調査は、今後少なくとも5年以上、同一の施設に対して行う予定である。得られたアンケート調査の結果を集計し、統計学的処理を行う必要がある為、統計数理研究所との共同研究として申請する。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

駒澤 勉

統計数理研究所

富永 泰弘

聖マリアンナ医科大学大学院

仁木 美奈子

聖マリアンナ医科大学

早船 徳子

聖マリアンナ医科大学

早船 佳文

聖マリアンナ医科大学