平成12（2000）年度　一般研究２実施報告書

課題番号	12−共研−2015			専門分類		2
研究課題名	マルコフ連鎖モンテカルロ法のアルゴリズムの開発と応用
フリガナ 代表者氏名	イバ ユキト 伊庭 幸人			ローマ字		Iba, Yukito
所属機関	統計数理研究所
所属部局	予測制御研究系
職　　名	助教授
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配分経費	研究費	0千円	旅　費		0千円		研究参加者数	5　人

研究目的と成果（経過）の概要

(1)ニューラルネット学習との類似にもとづくたんぱく質の設計の手法を一般化した。
(2)拡張アンサンブルMCMCのひとつであるMSOE法の応用を進めた。
(3)モンテカルロフィルタや統計物理・量子物理で既知の手法を含む一連のアルゴリズムについて
包括的なサーベイを行い研究会・雑誌に投稿した。
(4)マルコフ場による画像処理の問題点についての議論を研究会で発表した。

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

Tokita,K.,Kikuchi,M.and Iba,Y.2000:
Dynamical Equation Approach for Protein Design,
Progress of Theoretical Physics Supplement No.138 pp.378-383.
Chikenji,G.,Kikuchi,M.and Iba,Y.2000:
Multi-Selfoverlap-Ensemble Monte Carlo Method for Lattice Proteins and Heteropolymers,
Progress of Theoretical Physics Supplement No.138 pp.404-405.
Chikenji,G and Kikuchi,M.2000:
What is the role of non-native intermediates of β-Lactoglobulin in protein folding?
Proc.Natl.Acad.Sci.USA,97 pp.14273-14277.
Iba,Y.2000:Microcanonical and Multicanonical Approaches to Bayesian Image Restoartion,
Proceedings of IBIS2000,pp.277-282.
Iba,Y,2001:Population Monte Carlo algorithms
人工知能学会誌　16pp.279-286(英文)。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

研究参加者一覧
氏名	所属機関
福島　孝治	東京大学
菊池 誠	大阪大学
千見寺 浄慈	大阪大学大学院
時田 恵一郎	大阪大学