平成111999)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

11−共研−2034

専門分類

4

研究課題名

インターネット環境を利用した新しい調査法の比較研究

フリガナ

代表者氏名

タカクラ セツコ

高倉 節子

ローマ字

Takakura Setsuko

所属機関

東京国際大学

所属部局

人間社会学部

職  名

特任教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

8 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

インターネットの普及に伴い,新たな調査方法としてインターネット調査が注目されている。とく
にマーケティング・リサーチの分野では,その廉価性や簡便性から急速に利用されるようになってき
た。しかし同時に従来の調査法とはかなり異なる様々の不具合や問題点も指摘されている(例えば参
考資料の[1]参照).とくに回答者(被調査者)の選出方法や代表性,調査票作成上の問題等をはじ
め,様々の問題がある。
 本研究では,当初の計画では,参考資料[1]に関連して実験的に行われた一連のインターネット調
査で得られた大量の情報を総合的に比較検討することを考えたが,その後の分析を通じて,回答者の回
答行動を追跡することの重要性があると考えられたことから,回答者の追跡調査に的を絞って詳しく研
究を進めた。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

【参考資料】
[1]大隅昇(2000):「調査環境の変化に対応した新たな調査法の研究」報告書,文部省科学研究費
特定領域研究「統計情報活用のフロンティアの拡大」(略称:ミクロ統計データ),公募研究A02班(研
究課題番号:09206117)。
[2](社)日本マーケティング・リサーチ協会,インターネット・リサーチ委員会編(1999):「日本
におけるインターネットリサーチの現状と課題」報告書。
[3]日本行動計量学会第26回大会発表論文抄録集,シンポジウム「電子調査-インターネット・サ
ーベイとその周辺-」,p273-294。
[4]日本行動計量学会第27回大会発表論文抄録集,特別セッション「電子調査とその周辺の話題」,
p117-128。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

大隅 昇

統計数理研究所

川浦 康至

横浜市立大学

日高 靖

(株)博報堂

細井 勉

(株)電通リサーチ

村田 磨理子

(財)統計情報研究開発センター

柳原 良造

(株)マーケッティング・サービス

吉村 宰

岡山大学