平成232011)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

23−共研−2051

分野分類

統計数理研究所内分野分類

f

主要研究分野分類

3

研究課題名

疾患のCT値を利用した鑑別診断についての研究

フリガナ

代表者氏名

イケシマ アツシ

池島 厚

ローマ字

ikeshima atsushi

所属機関

日本大学松戸歯学部

所属部局

放射線学講座

職  名

准教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

5千円

研究参加者数

2 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

 現在、疾患を歯に関係するものと関係しないもの、発生部位の分類を考慮して、部分的に研究を進めています。
 第一弾として歯根嚢胞と歯根肉芽腫との鑑別をCT値と面積値から判別分析で処理しました。その結果、歯根嚢胞として判別される確率は64.7%、歯根肉芽腫として判別される確率は75%であった。
 次に、下顎骨に発生したエナメル上皮腫、角化嚢胞性歯原性腫瘍、原始性嚢胞間の鑑別を試みました。結果は、エナメル上皮腫として判別される確率は52.9%、角化嚢胞性歯原性腫瘍として判別される確率は29.4%、原始性嚢胞として判別される確率は66.7%であった。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

1. 池島 厚:歯根嚢胞と歯根肉芽腫との鑑別点(第4報),第15回臨床画像大会,鹿児 島,2010年 9月
2. 池島 厚:下顎骨に発生したエナメル上皮腫、角化嚢胞性歯原性腫瘍、原始性嚢胞間 の鑑別について:CT値および面積値による分析,第213回関東地方会・第31回北 日本地方会・第19回合同地方会,新潟,2011年 7月

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

なし

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

田村 義保

統計数理研究所