平成232011)年度 重点型研究実施報告書

 

課題番号

23−共研−4321

分野分類

統計数理研究所内分野分類

j

主要研究分野分類

3

研究課題名

タンパク質間相互作用の共進化解析

重点テーマ

ゲノム多様性と進化の統計数理

フリガナ

代表者氏名

トウ ヒロユキ

藤 博幸

ローマ字

Toh Hiroyuki

所属機関

産業技術総合研究所

所属部局

生命情報工学研究センター

職  名

副研究センタ?長

配分経費

研究費

40千円

旅 費

0千円

研究参加者数

3 人

 

研究目的と成果(経過)の概要

目的:タンパク質は生体内で相互作用することにより高次の生物学的機能を発現する。その相互作用が選択圧として働くことで、相互作用するタンパク質は共進化すると考えられている。本研究では、共進化を利用した相互作用の機構を調べる。

成果:ミラーツリー法とよばれる相互作用の予測手法について、我々が開発した射影演算子あるいは偏相関係数を利用して擬陽性をもたらす生物の進化的情報を除去し、その残差の相関係数と、複合体のインターフェイスの構造的特性(面積、平面度など)との相関を調べた。その結果、通常のミラーツリー法では有意な相関は示されなかったが、我々の方法を用いると、構造的特性との相関を観察することができた。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

学会発表1件

佐藤哲也、藤博幸
ミラーツリー法の改良
ワークショップ 分子認識・ネットワーク解析の新たなキーワードとしての分子共進化 (オーガナイザー 藤博幸、白井剛)
第11回日本蛋白質科学会年会 (2011)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

研究会の開催は行っていません。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

佐藤哲也

京都大学