平成26(2014)年度 一般研究2実施報告書
| 課題番号 | 26−共研−2056 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | f | ||||||
| 主要研究分野分類 | 2 | |||||||||
| 研究課題名 | 行列分解型多変量データ解析法に関する研究 | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ヤドヒサ ヒロシ 宿久 洋 | ローマ字 | Yadohisa Hiroshi | |||||||
| 所属機関 | 同志社大学 | |||||||||
| 所属部局 | 文化情報学部 | |||||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 40千円 | 旅 費 | 235千円 | 研究参加者数 | 12 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
|  本研究では,大規模複雑なデータに対して,はデータが持っている構造を利用して,データ行列を分解することにより,記述的に特徴を抽出することを考える. 具体的には,実現値とモデルとの誤差に分布を仮定せず,データ行列を低階数近似できるような行列に分解する手法であり,以下では,行列分解型多変量データ 解析法とよぶことにする.一般的に利用されている多変量解析法の多くは,行列分解型の多変量解析法として表現することができる.例えば,主成分分析法で は,データ行列を主成分得点の行列と主成分負荷量の行列とに分解し,対象の特徴把握を行う.このような形で表現される行列分解型の多変量データ解析法で は,データ行列からなる目的関数の最小化によってパラメータを推定するといった共通点がある.すでに提案されている行列分解型多変量データ解析法には,共 通点が数多く存在し,個々の手法を体系的に捉えることが可能であると考えられる. | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| [1] Mitsuhiro, M. and Yadohisa, H. (2014): Reduced k-means clustering with MCA in a low-dimensional space, to appear in Computational Statistics.(to appear) | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| テーマ:複雑データの解析法に関する研究会 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 足立 浩平 | 大阪大学 | 
| 有重 文平 | 同志社大学 | 
| 島村 徹平 | 名古屋大学 | 
| 高木 育史 | 同志社大学 | 
| 谷岡 健資 | 同志社大学 | 
| 田村 義保 | 統計数理研究所 | 
| 土田 潤 | 同志社大学 | 
| 寺田 吉壱 | 独立行政法人 情報通信研究機構 | 
| 水田 正弘 | 北海道大学 | 
| 南 弘征 | 北海道大学 | 
| 山本 倫生 | 京都大学大学院 |