平成2(1990)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | 2−共研−10 | 専門分類 | 1 | |||||
| 研究課題名 | 確率過程における統計的推測の基礎的構造の研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | スズキ タケル 鈴木 武 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 早稲田大学 | |||||||
| 所属部局 | 理工学部 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 14 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 確率過程モデルに含まれる母数の推測問題は理論,応用の両面において重要で興味のある問題である。本研究では,ポアソン型点過程,拡散型過程等の具体的モデルにおける推定・検定問題の展開と同時に,より基礎的概念である局所漸近正規性,局所漸近混合正規性,接触性,十分性,および十分性を用いたモデル構成等に重点をおき研究する。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
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| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| エルゴード的,あるいは非エルゴード的な確率過程の具体的モデル(ポアソン型点過程,拡散型過程等)における母数推測についてその問題点を整理し考察する。さらに確率過程モデルにおける推測理論の基礎的概念として,局所漸近正規性,局所漸近混合正規性,接触性,(漸近)十分性,および十分性による統計モデルの構成等が考えられるが,これらの諸概念について具体的モデルへの応用を考慮しつつより深く考察し,推測問題におけるそれらの役割を明らかにしたい。このような推測の基礎的概念については,これまで統数研基礎系で研究されてきており,共同研究により多くの成果が期待される。また情報量理論にもとずく確率過程モデルの解析は統数研が指導的役割を果しており本研究を統計数理研究所との共同研究として遂行することが必要で有意義であると思われる。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 安芸 重雄 | 大阪大学 | 
| 石井 恵一 | 関西大学 | 
| 稲垣 宣生 | 大阪大学 | 
| 尾形 良彦 | 統計数理研究所 | 
| 草間 時武 | 早稲田大学 | 
| 久保木 久孝 | 電気通信大学 | 
| 清水 良一 | 統計数理研究所 | 
| 高木 祥司 | 大阪府立大学 | 
| 林 利治 | 大阪府立大学 | 
| 藤井 光昭 | 大学入試センター | 
| 間瀬 茂 | 東京工業大学 | 
| 山田 作太郎 | 東京水産大学 | 
| 吉田 朋広 | 東京大学 |