平成302018)年度 重点型研究実施報告書

 

課題番号

30−共研−4209

分野分類

統計数理研究所内分野分類

f

主要研究分野分類

2

研究課題名

研究IRを活用するための意思決定サポートツールの開発

重点テーマ

IRのための学術文献データ分析と統計的モデル研究の深化

フリガナ

代表者氏名

ホンマ キミ

本間 紀美

ローマ字

Honma Kimi

所属機関

東京工業大学

所属部局

科学技術創成研究院

職  名

特任准教授 (URA)

配分経費

研究費

40千円

旅 費

31千円

研究参加者数

3 人

 

研究目的と成果(経過)の概要

<研究目的>
本研究の目的は、研究 IR へのマーケティング理論の応用により、データを的確かつ実践的に活用し、研究力強化戦略における意思決定の効率化を図るツールを構築することにある。
<成果>
研究 IR のプロセスに、論点を明確化し客観的な意思決定を促すために有用な「マーケティングのフレームワーク」を導入し、効果的なデータの提示を可能にする意思決定サポートツールを開発した。
研究者の科研費獲得支援において、研究力に応じた支援方針を提案するツールの設計にあたり、マーケティングフレームワークのSTP、S:Segmentation、T:Targeting、P:Positioningを組み込んだ。具体的には、1)学術論文の発表実績と科研費獲得状況に基づく、研究者の研究力別分類(Segmentation)。2)支援対象者の選定(Targeting)。3)支援の優先度の提案(Positioning)の3つのステップを自動的に行うシステムを構築した。Python、Jupyter notebookでコードを記述し、Bokehで可視化している。特定の教員の「論文数」と「科研費種目ポイント」が表示されると同時に、研究力による「教員の分類」が行われ、「支援方針」が提示されるツールとした。今後、実業務に活用していく。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

RA 協議会第4回年次大会
セッション:マーケティング志向のURA 業務とは
演題 「研究IR とマーケティングの接点」
発表者 本間紀美

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

特になし

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

平井 克之

新潟大学