平成111999)年度 一般研究1実施報告書

 

課題番号

11−共研−1013

専門分類

5

研究課題名

複雑系の相転移の数値的研究

フリガナ

代表者氏名

オノ イクオ

小野 いく郎

ローマ字

Ono Ikuo

所属機関

日本女子大学

所属部局

理学部

職  名

教授

所在地

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研究目的と成果(経過)の概要

混合液晶のシミュレーション:長短の分子を混合した系の相転移の研究。
配向と空間配置の秩序を調べる。剛体モデル、ソフトな相互作用につい
て調べる。圧力一定の場合をシミュレートする。
 以上の目的に従い,計算機による分子動力学シミュレーションを行った。
(古典ダイマー問題改め)臨界点におけるポッツ模型の動的性質をモンテ
カルロシミュレーションにより調べることを目的とした。
メトロポリス,ミクロカノニカル法における動的臨界指数の値を得て,
関連する統計的な解析を行った。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

〈論文〉
小野いく郎
"分極したラテックス コロイド粒子系の凝集過程のシミュレーション"
日本女子大学紀要 No.7 23 1999年3月
〈発表〉
大原玲美子・小野いく郎
"分極ラテックス粒子系の凝集のシミュレーション III"
春季第46回応用物理学関係連合講演会予稿集 No.3 1243(1999)28a-W-3
岩瀬 泉 小野いく郎
"電場による分極コロイド粒子の凝集過程のシミュレーション"
日本物理学会99秋の分科会講演概要集 54 2-2 314(1999)
桜井由樹子 小野いく郎
"2種の液晶分子の混合体の相分離のシミュレーション"
日英液晶セミナー予稿集(於 奈良)132(1999)
岩瀬泉 小野いく郎
"電場による分極コロイド粒子の凝集過程のシミュレーションII"
日本物理学会2000春の分科会講演概要集 2 297(2000)
加園克己,尾関康之
"ミクロカノニカル法における非平衡緩和の振舞い"
日本物理学会秋の分科会講演概要集 2 27aV-6 1999年9月。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

加園 克己

東京慈恵会医科大学

桜井 由樹子

日本女子大学

田村 義保

統計数理研究所