昭和63(1988)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | 63−共研−79 | 専門分類 | 7 | |||||
| 研究課題名 | 視覚情報処理過程の統計数理解析 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | フクダ アツシ 福田 淳 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 大阪大学 | |||||||
| 所属部局 | 医学部 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 4 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 視覚情報の脳内中継所である外側膝状体には,異った種類の情報を処理するY型,X型,W型の3型があり,それらはまた脳内抑制機構の影響のうけ方が異る。本研究では,慢性ネコ外側膝状体から3型のニューロン活動を記録し,動物の意識水準の変化に応じて,それらが受ける抑制過程がどのように変化するかを,スパイク放電の統計数理解析によって明らかにする。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 1.第65回日本生理学会  S63.4.4 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 慢性ネコを用い,外側膝状体からY型,X型,W型の中継細胞及び介在性抑制細胞の単一ニューロン活動を記録し,定常光に対する自発放電のスパイク・インタバルを計測し,そのスペクトル分析を行う。ことに,脳波の脱期時(覚醒時)と,同期時(徐波睡眠時)とで,スペクトル特性がどのように変化するかをY型,X型,W型あるいは,介在細胞の間で比較検討する。この際,統計数理的処理とその解釈について,専門的見地が必要であり,共同研究として実施したい。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 尾形 良彦 | 統計数理研究所 | 
| 田村 義保 | 統計数理研究所 | 
| 森際 克子 | 大阪大学大学院 |