平成9(1997)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
9−共研−29 |
専門分類 |
3 |
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研究課題名 |
臨床における経時データの解析 |
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フリガナ 代表者氏名 |
ヤフネ アキフミ 矢船 明史 |
ローマ字 |
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所属機関 |
北里研究所バイオイアトリックセンター |
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所属部局 |
臨床薬理部 |
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職 名 |
医師 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
3 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
経時的に反復測定された臨床データの解析には、個体間変動を考慮したアプローチが必要であり、この個体間変動をモデルを規定するパラメータの個体間変動として、パラメータ分布の形でモデルに導入したベイズ的アプローチが有効な解析手段となる。本共同研究では、ベイズ的アプローチを中心として、臨床から得られる様々な経時的データの解析を研究目的とする。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
Yafune, A., Takebe, M. and Ogata, H. A use of Monte Carlo Integration for population pharmacokinetics with multivariate population distribution.Journal of Pharmacokinetics and Biopharmaceutics. 1997 (to appear) |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
研究内容:血中薬物動態のデータなど、経時的に反復測定されたデータについて、個体間差などをパラメータの事前分布としてモデルに導入するベイズ的アプローチを中心に、解析方法の研究を実施する。共同研究の必要性:本共同研究は昭和63年度より現在に至るまで継続的に実施中であり、今後の共同研究を進める上で、情報量規準をはじめとした統計数理研究所における現在までの研究の蓄積を有効活用すること、ならびに大型コンピュータの活用が不可欠である。また、本研究所が中心となり研究が進められている、ブートストラップ法を用いた新たな情報量規準についても、本共同研究における有効活用が期待される。以上の理由により、統計数理研究所との共同研究が不可欠と考えられる。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
石黒 真木夫 |
統計数理研究所 |
松原 敏樹 |
癌研究会附属病院 |