平成142002)年度 共同研究集会実施報告書

 

課題番号

14−共研−4009

専門分類

10

研究課題名

統計若手サマーセミナー

フリガナ

代表者氏名

トリゴエ ノリオ

鳥越 規央

ローマ字

Norio TORIGOE

所属機関

東海大学

所属部局

理学部

職  名

講師

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

29 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

はじめに
 本セミナーは若手研究者および大学院で学ぶ学生のためのセミナーとして30年程前から継続
的に開催されている。今年度も統計数理研究所からの援助を受けて開催に至った。当日用意され
たレジメは資料として添付している。
セミナーの概要
 本セミナーでは.参加者の半数以上の方からの講演が組まれた。主に金融工学,多変量多重比
較,分割表上のマルコフ連鎖の構成,分布の漸近理論など多種多様の話題が,初心者向けに紹介
された。さらには最新の研究成果についても発表があった。
 講演者によるセッションは,特に大学院生を中心に構成した。本人にとっては,多くの人の前
で話す登竜門としての役割も担っている。聴衆者にとっては,ふだん自分が接していない研究分
野に触れられ,自分の視野を広くする機会となる。特に,同期の動きは強い刺激となる。
セミナーの様子など
 質疑応答は非常に盛んであった。普通のシンポジウムなどでは質問を遠慮するような場合でも
質問が可能なことは,若手主体のセミナーの長所である。また,セミナー後の夜も,同じ宿泊施
設で過ごしているため,親近感が増し,それがセミナーを活発にした大きな要因の一つでもあろ
う。将来の研究交流へのきっかけにもなる。なおリフレッシュセッションでは宿泊施設近隣の自
然や文化に触れる良い機会を設けることができ,有意義なひとときであった。
 また今回はグラフ理論を中心に研究されてきた研究者の方にも参加いただき,統計を専攻する
研究者にとっても非常に刺激になった。
今後の抱負
 2003年度もサマーセミナーは継続される見通しである。全国の大学で統計学を専攻してい
る若手研究者や大学院生,または企業で統計を研究している若手研究者にも周知徹底し,参加者
の増加を画策すべきである。また統計のみならず,統計分野に関連するグラフ理論,学習理論,
ゲノム系などの分野の研究者との交流も図ることによって,研究視野を広げることが期待できる。
2002統計若手サマーセミナーのホームページ
http://lemon.ss.u-tokai.ac.jp/~torigoe/ysg/Sum2002.html

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

青木 敏

東京大学

穴沢 真基

東海大学大学院

井元 清哉

東京大学

牛嶋 大

財団法人 癌研究会ゲノムセンター

奥村 英則

中国短期大学

川崎 能典

統計数理研究所

小林 景

東京大学大学院

坂口 隆之

東京工業大学大学院

坂本 亘

大阪大学

桜井 裕仁

北海道大学

瀬尾 隆

東京理科大学

多賀 伸幸

東京工業大学大学院

高橋 邦彦

筑波大学

竹内 光悦

立教大学

田中 研太郎

東京大学大学院

田中 冬彦

東京大学大学院

塚田 一

東海大学大学院

冨田 哲治

広島大学大学院

永井 貴幸

東海大学大学院

中村 智洋

東海大学大学院

二宮 嘉行

九州大学

藤澤 洋徳

統計数理研究所

松本 智恵子

広島大学大学院

水野 信貴

東京大学大学院

宮 英之

東京大学大学院

元山 敬介

東海大学大学院

森本 孝之

広島大学大学院

山本 大輔

東京大学大学院