平成132001)年度 共同研究集会実施報告書

 

課題番号

13−共研−4011

専門分類

10

研究課題名

統計若手サマーセミナー

フリガナ

代表者氏名

セオ タカシ

瀬尾 隆

ローマ字

Seo Takashi

所属機関

東京理科大学

所属部局

理学部

職  名

講師

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

48 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

はじめに
本セミナーは若手のためのセミナーとして30年程前から継続的に開催されている。今年度も統計数理研究所からの援助を
受けて開催に至った。当日用意されたレジメは資料として添付している。
セミナーの概要
本セミナーは,特別講演者によるセッションと一般講演者によるセッションが組まれた。
特別講演としては,逐次推測,関数データ解析,クラスタリング,という,統計学の中でも需要が増している分野に対して
御講演を頂いた。逐次推測に関しては,薬効に絡んだ話であった。関数データ解析に関しては,まだ統計の中では目新しい
分野なのでイントロダクション的な話であった。そしてクラスタリングに関しては,様々な距離が提案されているが相応し
い距離とは何か,という議論であった。
一般講演者には,自由に講演いただいた。一般講演は研究レベルというよりも,それぞれの研究分野や問題意識を紹介しあ
う,という色合いが濃かったように思われる。
普通のシンポジウムなどと違い,相手と理解しあうセミナーとなっていることが喜ばしい。講演も初歩的なことから説明し
ている方が多く,たいていの参加者には視野を広め刺激をされるセミナーであったと思われる。
セミナーの様子など
質疑応答は盛んであった。活気が戻った感があった。分かりやすい講演が増えたことにも由来するかもしれない。ただし,
今年は修士の学生が多く,修士の学生にとってどうであったか,という部分は懸念される。実際,修士の学生からの質問は
ほとんどなかった。同じ宿泊施設で過ごしていたため,親近感を増す効果は十分にあったと思われる。将来の研究交流への
きっかけにもなることを期待している。
今後の抱負
博士課程の参加者が少数にとどまったことが反省点として挙げられる。今後この層の参加を増やせるよう,オーガナイズの
あらゆる面から検討が必要である。また,来年度からは定期的に著名な方を呼べないか,と企画している。
さらに,プログラム編成に特色と幅を持たせるための一案として,次年度からは小規模ながらプログラム編成委員を置くこ
とも考えてはどうか,という意見がセミナー参加者から出た。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

青木 敏

東京大学

朝日 弓未

立教大学大学院

安道 知寛

九州大学大学院

井元 清哉

東京大学

岩田 奈緒子

東京理科大学大学院

植野 真臣

長岡技術科学大学

江田 直喜

東京理科大学大学院

大野 学

立教大学大学院

岡本 直也

東京理科大学大学院

小野 敦

東京理科大学大学院

小野 陽子

東京理科大学

金森 敬文

東京工業大学

金谷 祐木子

東京工業大学大学院

狩野 裕

大阪大学

叶 健

東京理科大学大学院

川崎 能典

統計数理研究所

河野 康成

立教大学大学院

坂口 隆之

東京工業大学大学院

桜井 裕仁

北海道大学

佐藤 友彦

東京理科大学大学院

佐藤 泰憲

東京理科大学大学院

清 智也

東京大学大学院

多賀 伸幸

東京工業大学大学院

高橋 淳一

立教大学大学院

竹内 光悦

立教大学

竹田 裕一

中央大学大学院

竹之内 高志

総合研究大学院大学

田中 研太郎

東京大学大学院

塚田 真一

新潟国際情報大学

津熊 久幸

千葉大学大学院

冨田 真理子

東京理科大学大学院

鳥越 規央

東海大学

冨田 哲治

広島大学大学院

西埜 晴久

千葉大学

藤岡 照夫

広島大学

伏木 忠義

東京大学大学院

藤澤 洋徳

統計数理研究所

逸見 昌之

総合研究大学院大学

松本 智恵子

広島大学大学院

丸山 祐造

東京大学

丸山 芳人

東京理科大学大学院

宿久 洋

鹿児島大学

柳原 宏和

統計数理研究所

山本 義郎

多摩大学

淀 康秀

東京理科大学大学院

坂本 亘

大阪大学

汪 金芳

帯広畜産大学