よくある質問とその回答(並列計算機)

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l        A-1 ジョブスクリプトの#PBS行の途中でプログラム実行が記述されていたため、プログラム実行以下に
   記述している#PBS行は有効になりません。


悪い例

[sgiadm@ismaltx template]$
#!/bin/csh
#PBS -q q8
cd /home0/sgi/prog1
※以下の行からコメント扱いになり有効になりません
#PBS -N job_name
#PBS -j oe
#PBS -m ae
#PBS -l ncpus=1

./a.out

良い例
[sgiadm@ismaltx template]$
#!/bin/csh
#PBS -q q8
#PBS -N job_name
#PBS -j oe
#PBS -m ae
#PBS -l ncpus=1

cd /home0/sgi/prog1

./a.out

 

l        A-2 “nkf –e”などでEUCコードに変換してください。

l        A-3 プログラムにより並列化されないことがあります。IntelCompilerの自動並列化にくらべ
    様々な並列化オプションが利用可能なVAST/toOpenMPをご利用下さい。
    利用方法は“並列計算機の利用手引き”第5章に記載しています。

l        A-4 環境設定ファイル(.cshrc .tcshrc .profile .loginなど)の記述ミスにより発生することがあります。
    一度、環境設定ファイル等をmvしていただいて実行して見て下さい。

l        A-5  SCSL のLAPACK ルーチンはC/C++のインターフェイスを提供しておらず、
    FORTRAN のインターフェイスを直接呼び出している為です。

こちらを消す為には、プロトタイプ宣言を手動で行う必要がございます。

よって、多少目に付きますが、実害はございませんので無視して頂いて結構です。

l        A-6 ismaltx上ではCPU時間で2時間の制限をしていますので、バッチを積極的にご利用下さい。

l        A-7 MPIプログラムでSCSLをリンクする場合には-lscsとなります。
    -lscs_mpはOpenMP版となりますのでご注意下さい。

 

l        A-8 ジョブの実行中は、バッチシステム専用のスプール領域にファイルが作成され、
    終了時にファイルをコピーするようになっています。
   
ジョブスクリプト中のプログラム実行部分でRedirectによる標準出力,標準エラー出力等
    のファイルを指定して状況を確認して下さい。


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