計算機の歴史:1974年 [前年] [次年]  [年別インデックス]

1974(昭和49)年


 コンピュータは電子計算機等運営委員会(委員は研究部の部長、室長、研究員のなかから所長が委嘱し、委員長には第4研究部長を充て構成する)によって管理運営が計られ、利用者は原則として所員に限られている。

 計算の内容は統計解析、統計的シミュレーションが主で、昭和48年度中の使用件数は約20,000件、稼働時間は約2,500時間であった。プログラム言語はFORTRANが98%、アッセンブラーが2%の割合で使用されている。

 現在設置されている計算機は HITAC 8700/8400である。

	・中央処理装置 I(524KB、G.M. 0.7μs)
	・中央処理装置 II(131KB、G.M. 24.0μs)
	・集団ディスク記憶装置(5パック、25.5MB/1パック)
	・ディスク記憶装置                2台(7.25MB/1台)
	・ラインプリンター                3台(1,255行/分 1台、625行/分 2台)
	・カード読取機                    2台(1,470枚/分、600枚/分)
	・カードさん孔機                  1台(300枚/分)
	・XY・プロッター                  1台(200ステップ/秒)
	・グラフィック・ディスプレー装置  1台
	・乱数発生機                      1台
	・特殊入出力装置1式(HITAC 10;コア8KW、
	                     ドラム32KW、
	                     フォートテープリーダ、
	                     タイプライター HITAC 8400との接続装置、
	                     アナログ量入力装置)
	・TSS用端末機                    3台

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