アジア・太平洋価値観国際比較調査



― ベトナム2013調査 ―


調査対象ベトナム全国に居住する18〜65 歳のベトナム国籍を持つ男女
標本数計画標本1,000名(129地点)(割り当て法のため、回収目標標本数も同数)
抽出法「ソフトクォータ」と称する性別・年齢層別の割り当て表を援用したランダム・ルート・サンプリング(誕生日法[next birthday method]使用)

【抽出方法】
a) 全国を 6 地域(area)に分け、各地域から省/中央直轄市(province)を3つずつ、合計で18の省/中央直轄市を選ぶ。2009 年の国勢調査の人口数を勘案して各地域と各省/中央直轄市の標本数を割り当てる(国全体を人口分布に比例してサンプリングするのではなく、選定した18の省/中央直轄市に限定した中で比例分配するサンプリングであることに注意する)。
(注意)2009年の国勢調査の人口分布に基づく性別・年齢層別のソフトクォータ(soft quota)と称する割り当て表が調査機関であるIndochina Research社により作成されている。この割り当て表は、実際の面接調査では、回答者の協力率の偏りによる有効回収標本が割り当て表から著しく外れ過ぎていないかを確認するための目安として使用し、これによる割り当て法(クォータ・サンプリング)を用いるわけではないとの説明であった。しかし、回収結果は、割り当て表とほぼ一致していることから、実査でも割り当て表によるコントロールが行われていることが推察される。
b) 選ばれた 18の省/中央直轄市において、標本の都市部(urban)と農村部(rural)の標本数の比がおおよそ3 対7 に、1地点あたりの標本数が10 以下となるように、県/省直轄市/市/区(district)と町/村/坊(ward)を選ぶ。(人口分布に比例させるのではないことに注意する。)
c) 抽出された町/村/坊において、無作為に開始街区(starting block)を決め、その街区の4つの角(corner)の内の1つの角をスタート点(starting corner)として選ぶ。
d) 調査員は、開始角から開始街区の壁(wall)に沿って右手廻り法(right hand rule)で移動する。最初に訪問する世帯、すなわち開始地点(starting point)は、乱数を発生させることにより得られる数kを用いて、開始角からk 軒目の世帯とする(kの桁数は明記されていない)。
e) 世帯内での回答者の抽出には、抽出された各世帯にいる 18〜65歳の中から、調査日において最も誕生日が来るのが近い人を抽出する誕生日法(next birthday method)を用いる。
f) 世帯間隔(household interval)は、k軒おきに世帯を訪問し、町/村/坊ごとに決められた標本数が得られるまで調査を続ける。
調査期間2013年12月30日〜2014年1月26日
調査方法ベトナムの調査機関Indochina Research 社の調査員による個別面接聴取法による。
調査票ベトナム2013調査報告書(統計数理研究所調査研究リポートNo.114)の229〜250ページに掲載。
詳細集計表属性別のより詳細な集計表を閲覧できます。
日本USA北京上海香港台湾
韓国シンガポールオーストラリアインドベトナム

※各国のデータ集計表の中での英訳質問文は便宜的なものです。正確を期すために、各国の調査票の原文を参照してください。
※自由回答質問項目の回答分布については、調査研究リポートを参照してください。

その他、調査に関する詳細はベトナム2013調査報告書(統計数理研究所調査研究リポートNo.114)の3〜37ページをご覧ください。




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