【統計数理研究所と防災科学技術研究所が国や自治体の気候変動適応に貢献】

 

ISM2015-04
2015年12月10日

 国立研究開発法人防災科学技術研究所(理事長:林春男)社会防災システム研究領域の大楽浩司主任研究員と石﨑紀子特別研究員、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所(所長:樋口知之)の上野玄太准教授らは、文部科学省委託事業「気候変動リスク情報創生プログラム(SOUSEI)」の一環として、複数の全球気候モデルのシミュレーション結果を用い、気候変動を確率的に評価する手法を開発し、東アジア及び日本における気温の将来変化の確率地図を初めて作成しました。
今回の成果は、複数の全球気候モデルの信頼性の違いを考慮した確率的な気候変動影響評価(水・農業・生態系・インフラ・健康など)や、各自治体や関係機関による気候変動適応策の検討・策定の基盤情報としての利用が期待できます。

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