久保田貴文特任助教/山内貴史外来研究員が、第二回藤田利治賞を受賞しました。


第二回藤田利治賞の授与式ならびに受賞者講演会が、2014(平成26)年3月2日(日)に学術総合センター内特別会議室において開催され、リスク解析戦略研究センターの久保田貴文特任助教と山内貴史外来研究員(国立精神・神経医療研究センター)が、精神保健統計分野にて協同受賞者として受賞しました。
藤田賞は、2011(平成23)年2月15日に享年58歳でご逝去された統計数理研究所の故藤田利治教授の精神保健統計、薬剤疫学分野に対する貢献と真摯な研究態度を踏まえ、それらを後輩が継承・発展することにより、同領域の研究を今後ますます活性化させることを目的に、所内外の有志発起人から寄せられたご寄附により設立され、約5年間を目途に年1回開催されています。
受賞対象者としては、精神保健統計または薬剤疫学の分野において、下記に該当する研究者に授与するものとしています。

  1. 選考時に50歳未満である。
  2. 精神保健統計、薬剤疫学の領域において、優れた研究活動を行っており、これらの分野のさらなる研究発展を担うことが期待される。

前年度の第一回目では薬剤疫学分野に2名・精神保健統計分野に1名、今年度の第二回では薬剤疫学分野に2名が共同受賞者として、精神保健統計分野に2名が協同受賞者として選出されて、活気のある会となりました。

(藤田賞事務局担当:中西)

(『統計数理研究所ニュース』, No.124, p.8 より転載)
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