講演会 「環境リスクと統計解析-データ基盤構築と解析-」開催のご案内(第1報)


統計数理研究所リスク解析戦略研究センター講演会
環境リスクと統計解析-データ基盤構築と解析-

開催趣旨

統計数理の特集号「環境リスクと統計解析-データ基盤構築と解析-」の発行(2014年2月発行予定)に合わせて、本特集号の執筆者による執筆内容の丁寧でわかりやすい「ここがポイント!」といった講演会を開催させて頂きます。
環境分野の学生、教員で統計科学的方法に興味はあるが、具体的な取り組みへのきっかけが無いと感じている方、独力で統計解析を試みてみたがその方法や結果に自信が無い方、また、環境データ(環境分析データ、生態データ、環境モニタリングデータ等)を取り扱う企業の実務者がお聞き頂くことを想定して本講演会を計画いたしました。

開催概要

日時

平成26年1月10日(金)10:00~17:00

場所

統計数理研究所 大会議室(2階)

主催

統計数理研究所 リスク解析戦略研究センター

共催

特定非営利活動法人 環境統計統合機構

参加費

無料

プログラム(案)

10:00-10:10

開会の挨拶
山下智志(統計数理研究所・リスク解析戦略研究センター長)
趣旨説明

10:10-11:00

「ビッグデータ時代の環境科学 -生物多様性分野におけるデータベース統合、横断利用の現状と課題-」
大澤剛士(農業環境技術研究所)、神保宇嗣(国立科学博物館)

11:00-11:50

「東京電力福島第一原子力発電所近隣地域における空間放射線量率と直下土壌の放射能汚染度との関連について」
大瀧慈(広島大学)、大谷敬子(広島大学)、今中哲二(京都大学)、遠藤暁(広島大学)、星正治(広島大学)

—– お昼休み —–

13:00-13:50

「環境科学における方向統計学の利用」
清水邦夫(慶應義塾大学)、王敏真(統計数理研究所)

13:50-14:40

「ゼロの多いデータの解析:負の2項回帰モデルによる傾向の過大推定」
南美穂子(慶應義塾大学)、Lennert-Cody Cleridy(Inter-American Tropical Tuna Commission)

—– コーヒーブレイク —–

15:00-15:50

「森林炭素動態シミュレーションシステムを用いた気候変動が森林炭素吸収量に及ぼす影響評価の試行」
光田 靖(宮崎大学)、鹿又秀聡(森林総合研究所)、松本光朗(森林総合研究所)

15:50-16:40

「離散データに対する回帰モデルによる冠雪害の解析」
加茂憲一(札幌医大)、嘉戸昭夫(富山県農林水産総合技術センター)、吉本敦(統計数理研究所)

16:40-17:00

全体討論
閉会の挨拶

問い合わせ先

統計数理研究所 金藤(kanefuji@ism.ac.jp