ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)
ビッグデータ研究所(BDI)所長が来日、MOAを締結

2015年2月23日、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)/ビッグデータ研究所(BDI)所長のPatrick Wolfe 教授が統計数理研究所を訪問されました。

Wolfe 先生はビッグデータアナリティクスの研究動向について情報共有を行うとともに、学術交流協定を締結予定の両研究所による協働事業の企画方針について樋口所長と意見交換されました。その後、樋口所長の案内で所内施設が行われました。午後には、福水センター長をはじめ統計的機械学習研究センターの伊藤教授、池田准教授、持橋准教授による各研究プロジェクト紹介とディスカッションがあり、Wolfe 先生は統計数理研究所の施設や研究活動に触れて、今後の研究所同士の学術交流に期待を寄せているご様子でした。

2月26日には、「日英Big Data Workshopウイリアム王子来日記念 “Innovation is GREAT”」が国立情報学研究所で開催され、ワークショップ内の調印式において統計数理研究所とUCLビッグデータ研究所(BDI)は MOA(Memorandum of Agreement)を締結しました。ビッグデータ時代ともいわれる現代は、大規模・不確実なデータを有効に利用することが求められます。統計数理研究所とビッグデータ研究所はこの連携・交流を通じて、時代に対応した社会的重要課題に有効な研究開発をいっそう充実させていきます。

UCLビッグデータ研究所に掲載されたニュースは こちら からご覧いただけます。